失恋にも浸れない!〜私、王子様の彼女になったんですか!?〜
あぁ。
五十嵐君はいい人だな。

本当に私は今まで湊太くんしか見てなくて。

友達もあんまいなくて……。

友達っていって、笑ってくれるのが、
少し嬉しくて……。



「……///五十嵐君、ありがとう。」



小声でお礼を言えば、



「声小さくなってっぞ(笑)!亮平でいいよ!皆そー呼ぶし!五十嵐って長いもんなー。」

「……亮平も……長くない?」



思わず、
そのまま言葉にしてしまえば、



「……マジか!?うわ。皆亮平って呼ぶの、苗字が長いからだと思ってたし!」

「……。」




「あはは。」



そんな事で
2人で少し笑いあっていれば、

上からパタンと私の机の上に
ノートが置かれる。



そこには、
学級日記……と書かれていて……、


ノートが落ちてきた、
自分の席の横を見ると、

……

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