失恋にも浸れない!〜私、王子様の彼女になったんですか!?〜
「何なの!?」

持ってた本を無理やり押し込め、
睨みきって、和泉に向き直る。


「いや?昨日、じゃ、ねーや。
一昨日?はお前扱いだったから?」


「違う!!それじゃなくて!!」


「は?」


心底また、
分からない顔が更にムカついて、



「ウザイなら、構わないで!
ほっとけばいいでしょ!!」



そう。もう、ほっといて!!



「青葉さんー。図書室では静かにな(笑)?」

「知ってるっての!!」



何故か誰もこない図書室で、
和泉が、

「ま、人いないしいっか。」



そう言って笑い、


「青葉さんー、今更だけど、キャラおかしくない?」

「は?今更なんなの!?」



本当に今更過ぎて、腹立たしい!!


あんたに私、何した!?

そこまで仲良くもないんだから、



このキャラがウザイなら、

キャラ……

あぁ……。
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