今、この 瞬 間 が愛おしい。
プロローグ
どーも、初めまして!
私は、木崎 莉乃(きざき りの)、フツーの中学3年生。
暇だし、自己紹介でもしよーかな!
まずー、好きな食べ物は いちごオレ!
あの甘ったるさが好きなんだよね〜。
友達からは毒舌って言われてるけど、ほんのちょっと素直な性格を持ってるだけだからね!
あ、あとね・・・実は気になってる人もいるんだけど・・・。
えっ?誰だか気になる〜??
──ガラガラっ!!
「ちょっと莉乃!奏汰と付き合ってるって、本当なの!?」
うっわぁ、早速来たよ・・・
こんな大声で私を呼ぶのは、幼なじみの高山 茜里(たかやま あかり)しかいない。
茜里は、幼稚園の頃から私の唯一の親友だ。
「ちょっと、莉乃!聞いてるの!?」
「聞いてない〜。」
「聞いてよ〜!」
茜里は、いわゆるパーフェクト女子だ。
可愛くて小さい顔と、抜群の運動神経。
テストでは、学年トップになったことも・・・。
3歳の頃から同じことをしてきて、この差は何なんだぁぁぁぁーっ!
よしっ!茜里の事は置いといて・・・。
まずは、茜里に問い詰められることになった経緯を説明しよう。
──先週の土曜日。
受験生の私は、夏休み前の定期テストの課題をしに、図書館に来ていた。
「よし!頑張ろうっ!!」
いつも通り、両耳にイヤホンを差し込み、課題を始めた。
いつもより冷房の効きが良かったが、特に変わったことはない。
いつも通り・・・の、はずだった──。
私は、木崎 莉乃(きざき りの)、フツーの中学3年生。
暇だし、自己紹介でもしよーかな!
まずー、好きな食べ物は いちごオレ!
あの甘ったるさが好きなんだよね〜。
友達からは毒舌って言われてるけど、ほんのちょっと素直な性格を持ってるだけだからね!
あ、あとね・・・実は気になってる人もいるんだけど・・・。
えっ?誰だか気になる〜??
──ガラガラっ!!
「ちょっと莉乃!奏汰と付き合ってるって、本当なの!?」
うっわぁ、早速来たよ・・・
こんな大声で私を呼ぶのは、幼なじみの高山 茜里(たかやま あかり)しかいない。
茜里は、幼稚園の頃から私の唯一の親友だ。
「ちょっと、莉乃!聞いてるの!?」
「聞いてない〜。」
「聞いてよ〜!」
茜里は、いわゆるパーフェクト女子だ。
可愛くて小さい顔と、抜群の運動神経。
テストでは、学年トップになったことも・・・。
3歳の頃から同じことをしてきて、この差は何なんだぁぁぁぁーっ!
よしっ!茜里の事は置いといて・・・。
まずは、茜里に問い詰められることになった経緯を説明しよう。
──先週の土曜日。
受験生の私は、夏休み前の定期テストの課題をしに、図書館に来ていた。
「よし!頑張ろうっ!!」
いつも通り、両耳にイヤホンを差し込み、課題を始めた。
いつもより冷房の効きが良かったが、特に変わったことはない。
いつも通り・・・の、はずだった──。
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