彼女は何を想い、何を望むのか
ボッチな彼女
ピピピピピッッ……
「……ん。」
目覚ましの音が鳴り、私は重たい身体を起こす。
「今日も学校か…。」
まだ、眠ていたいという衝動を抑え込み
学校へ行く仕度を始める。
学校にはなんで行くんだろう?
そんな素朴な疑問を私は抱く。
そんなことを言っても今のご時世では
高校ぐらいはでなさいと言われるだけだ。
だけど、高校を出る人はなにか目標がある人なんだと思う。
だって学校というところに長時間縛られ、やりたくもない勉強させられる。
それは目標がないと3年間も務まらない。
「そんなこと考えても無駄か…。」
自問自答しても結局は納得の答えなんか出ないことに
フッと笑いながら私は洗面所に向かう。