浮気男は私の彼氏!?
「そうだねぇ。ここの数字が少しズレてるのかもしれない。」
社会人で年上の人だから、話が幼稚じゃなくていいんだよな。
「あ、そうだな。」
もしかしたら、俺は年上の女性との方が
合うのかもしれないって思い始めたんだ。
「あの蓮くん。突然ごめんね。
私、本当に蓮くんの事が好きなの!
付き合ってくれないかな?」
その時の美亜の顔は、凄く真っ赤に染まっていた。
その姿がなぜか、可愛いと思ってしまった。
華が笑っても、顔を赤くしても可愛いとは思わなかったけど、美亜は可愛いと思った。