スパイシーショコラ
第9章 秋、表参道で・・・。
明けて翌日。
今日は土曜日だ。
夕方にはアキラの屋台にもちろん行ってみるつもりの花江だが、それまでには時間がありすぎる。
「んーっと。今日は何しようかなぁ~」ひとり呟いてみた。
遅い朝食をとったあとは、久しぶりに南青山あたりをぶらついてみようか・・・・。
カーテンを明けてみる・・・。
幸い、お天気は晴れ。
まさにお散歩日和だ♪
「よし!じゃ、ささっとお掃除して、お洗濯して、でかけましょっか!!」
窓を開けたら、さわやかな風が入ってきた。
土曜日、午前11時。表参道は既にかなりの混雑。
いつものカフェに急いだ。
ランチを頼むと、2階へ。花江は、ここに座って道行く人々のファッションを眺めるのが好きだ。
エルメスのケリーを片手に、仲良さそうに腕組みして歩く母娘・・・
(こういう場合、大抵娘のバッグはクロエに決まっているのよね。。)
ロリィタファッションで決めた、女の子二人組・・・
(あ、やっぱり、クマのぬいぐるみ持ってるわ。。)
その二人におもむろに近づく外国人。どうやら、写真を撮らせてほしいらしい。
快く引き受けて、ポーズをとる二人組・・・
(おお~、さすが、ポーズもきまってるわ~!!!)
と、まあ、いつもこんな風にウォッチングを楽しむわけだが、そうこうするうちに、ランチが運ばれてきた。
お決まりのメニュー、「田舎カレー」だ。
この、表参道のカフェに実に似つかわしくない「田舎カレー」。
驚くなかれ、具にはなんと、大根が入っている。
初めて頼んだときは驚いたけれど、あにはからんや、これがどうして、実に美味なのである。
今日は土曜日だ。
夕方にはアキラの屋台にもちろん行ってみるつもりの花江だが、それまでには時間がありすぎる。
「んーっと。今日は何しようかなぁ~」ひとり呟いてみた。
遅い朝食をとったあとは、久しぶりに南青山あたりをぶらついてみようか・・・・。
カーテンを明けてみる・・・。
幸い、お天気は晴れ。
まさにお散歩日和だ♪
「よし!じゃ、ささっとお掃除して、お洗濯して、でかけましょっか!!」
窓を開けたら、さわやかな風が入ってきた。
土曜日、午前11時。表参道は既にかなりの混雑。
いつものカフェに急いだ。
ランチを頼むと、2階へ。花江は、ここに座って道行く人々のファッションを眺めるのが好きだ。
エルメスのケリーを片手に、仲良さそうに腕組みして歩く母娘・・・
(こういう場合、大抵娘のバッグはクロエに決まっているのよね。。)
ロリィタファッションで決めた、女の子二人組・・・
(あ、やっぱり、クマのぬいぐるみ持ってるわ。。)
その二人におもむろに近づく外国人。どうやら、写真を撮らせてほしいらしい。
快く引き受けて、ポーズをとる二人組・・・
(おお~、さすが、ポーズもきまってるわ~!!!)
と、まあ、いつもこんな風にウォッチングを楽しむわけだが、そうこうするうちに、ランチが運ばれてきた。
お決まりのメニュー、「田舎カレー」だ。
この、表参道のカフェに実に似つかわしくない「田舎カレー」。
驚くなかれ、具にはなんと、大根が入っている。
初めて頼んだときは驚いたけれど、あにはからんや、これがどうして、実に美味なのである。