スパイシーショコラ
「・・・・・と、とってもステキなひとだったわね。。。」


「お~、もしかして、花ちゃん、恋しちゃたぁ~?」


「ま、まさかぁ、わ、わたし、引き笑いは好みじゃないのよね。」


「また、またぁ~、無理しちゃって。ま、女の子なら、仕方ないよ、誰だって惹かれてしまうよね。だって、あの人、流星さんは、ナンバーワンホストなんだから~」


「え~!!!そうなの~」

(やっぱり!!)


「うん、たぶん、テレビとかにも出た事あるはずだから、明日、会社で自慢しちゃえば??」


「んー、どうしよ!つかさー、もうチョコレート全然残ってないんですけど・・・」


「おっと、いけね!!店じまいだ!!花ちゃん、片付け手伝って!!」


「ええ~、まじっすか??」


「さっき渡したチョコレート、タダにしてあげるからさっ!!」


「ハイ、ハイ。」


がっくりしたそぶりを見せながらも、嬉しい花江。



二人の楽しげな笑い声は、夜の公園にこだまして・・・・・・
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