アベコベ☆ボーイミーツガール
「親友とかいって、私に何も言ってくれなかったよね」

だめだ!こんな事言ったら…分かってるのに止まらない


「わ、私の気持ち考えたことある…!?」

これは嫉妬だ。

なんて恥ずかしいんだろう。



「馬鹿かオメーは!何も伝えてねーくせに、何を偉そうに!!!」


振り向くと、はじめが、汗だくで立っていた。


「なに被害者ぶってんだよ!!!なにが、私の気持ち考えたことある!?だ!お前こそ自分の気持ちに向き合ったことあんのかよ!!」


はじめは私の胸ぐらを掴み、叫ぶ。

唯が止めにはいろうと叫んだ時には、私の中で何かが外れた。
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