アベコベ☆ボーイミーツガール
「あんたのおかげですっきりしたよ。あんたの言うとおり。私、逃げてたなあ〜〜それって、一番悲しいことだよね!今は、すごい心晴れやかだよ!」
「姉さんのことはもういいのかよ…」
「唯のことは大好きだよ、だから、唯の幸せ、願えるようにならなくちゃね!」
にっこり笑うと、はじめは目を伏せる。
「お前の幸せはどうなんだ」
「私ー?私はまあ………勘違いばかりで生きてきたから…また勘違いして誰かに恋するでしょうよ…」
「馬鹿!!」
はじめが私の肩を掴んで叫んだ。
「勘違いしてまた傷つくなら…!」
「なら…?」
その言葉の続きを言わないまま、はじめの顔が耳まで赤くなる。
「なによ…」
はじめは私の肩から手を離し、背を向ける。
「姉さんのことはもういいのかよ…」
「唯のことは大好きだよ、だから、唯の幸せ、願えるようにならなくちゃね!」
にっこり笑うと、はじめは目を伏せる。
「お前の幸せはどうなんだ」
「私ー?私はまあ………勘違いばかりで生きてきたから…また勘違いして誰かに恋するでしょうよ…」
「馬鹿!!」
はじめが私の肩を掴んで叫んだ。
「勘違いしてまた傷つくなら…!」
「なら…?」
その言葉の続きを言わないまま、はじめの顔が耳まで赤くなる。
「なによ…」
はじめは私の肩から手を離し、背を向ける。