アベコベ☆ボーイミーツガール
あの子とあいつ
私には1つ下の弟がいる。
これまた、いい性格してて…あ、これは嫌味の方の いい 性格だからね。
それがなんだか最近、機嫌がいいみたい。
理由は…あの子のことだろうけど。
「あかりから?」
携帯を見てはにかむ弟を見て、私は言う。
すぐに弟はしかめ面をして睨む。
「あかりのこと好きなんだろ」
「あんたなあ………!…あー馬鹿なくせに」
「はあー?」
弟は、目を見開いて何か反論しようとしたようだがすぐに口を閉じてしまった。
私は最近、親友と思っていた子から告白をされた。これがまた困ったことに女の子なわけで。
でも、誰からであろうと好かれることは嬉しいことだと私は思う。
「あ、高橋くんから電話だ」
「あんた、あかりの前ではそんなこと言うなよ」
「は?なんで?」
きょとんとする私に、弟は「なんででもだ!」と怒鳴り部屋へと行ってしまう。
「年頃の男の子って情緒不安定だよなあ…」
私はやれやれとつぶやき、彼氏の電話に出るのだった。
これまた、いい性格してて…あ、これは嫌味の方の いい 性格だからね。
それがなんだか最近、機嫌がいいみたい。
理由は…あの子のことだろうけど。
「あかりから?」
携帯を見てはにかむ弟を見て、私は言う。
すぐに弟はしかめ面をして睨む。
「あかりのこと好きなんだろ」
「あんたなあ………!…あー馬鹿なくせに」
「はあー?」
弟は、目を見開いて何か反論しようとしたようだがすぐに口を閉じてしまった。
私は最近、親友と思っていた子から告白をされた。これがまた困ったことに女の子なわけで。
でも、誰からであろうと好かれることは嬉しいことだと私は思う。
「あ、高橋くんから電話だ」
「あんた、あかりの前ではそんなこと言うなよ」
「は?なんで?」
きょとんとする私に、弟は「なんででもだ!」と怒鳴り部屋へと行ってしまう。
「年頃の男の子って情緒不安定だよなあ…」
私はやれやれとつぶやき、彼氏の電話に出るのだった。