アベコベ☆ボーイミーツガール
「あかり、おはよう!」

「おはよう〜」

ニコッと、笑うあかりは、胸まであるふわふわとしたくせ毛の髪の毛を今日は2つに結んでいた。

「可愛いなあ、あかりは何でも似合うな」

ふふっと微笑むと、あかりは少し頬を染め照れる。

こーんな可愛いあかり、弟が好きになるのも分かる。私だって好きだ。

幸せになってほしい…あんな性格の弟でも…いい奴だし…あかりにも幸せになってほしい…

「あかりさあ、はじめとはどうなの?」

あかりは飲んでたジュースをブッと吹く。

「な、なんで唯はいつも突然なのかなー」

「え、他に何て聞けばいいんだよ」

「別に何もないよ…」

苦笑しながら溢れたジュースを拭くあかり。

うーん



ここは、可愛い弟と親友のために、私が一肌脱ぐ番じゃない!?



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