距離0センチ



「…紫乃先輩、俺頑張りましたよね?」


「そ、うだね」


「やっぱ、1位じゃないから認めてくれないのかなあ」



なんて呟くように言う立花君だけど、完璧私に聞こえる声。



「順位なんて、関係ないけど…」


「本当?じゃあ…お願いです」




そんな瞳で見つめないで……!!









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