「んー。聖騎士の教育じゃないかなぁ。それに聖騎士に入るのも入って兄さんのチームに入っても兄さんの背中を追いかけていたせいかなぁ。」
「洋介の背中を追いかけていたの?」
「兄さんは騎士としてすごいんですよ。みんなを引っ張るだけじゃなく、仲間や、住民の意見を聞いて、住民の手伝いをするすごくカッコイイんだから。」
「美恵子。俺をそんなに褒め称えてもなんにも出ないぞ。」
「兄さん。憧れで追いかけていたからこそ言いたいんだから、いいじゃないの。」
「仕方が無いな。今日は、夕方までに明日の出発の準備をする。」
「明日何時に出発するの?」
「朝7時に出発をする。今日は買い物と、荷物をまとめ、最終確認をする。それでいいか?」
「はい。本日お願いします。」
「洋介。この旅と戦いは初めてやるんですけど、私は変われるんでしょうか?」
「気持ちの問題だね。他のチームは、できるようになるのに数日かかるけど、兄さんのチームは初めての野宿とかやると怖いどうすればいいのか分からないと言うやつか2日3日目にはいろんなことができる様になってるよ。」
「な、何でですか?」
「俺達が暮らす地区の大半は親子喧嘩をして、家出をしたことがある奴らが多いんだけど、家出をした奴らは街で迷惑を掛けまいと、山籠った事があるヤツらが2、3日で、できる理由だ。」
「なんで親子喧嘩で山で籠る人んですか?山は、危険なの知ってて。」
「親子喧嘩の喧嘩の原因が騎士になりたいけど、親は反対するから、親子喧嘩をするんだよな。」
「それに1人でキャンプとかやってる人もいるんだよ。」
「すごい・・・。洋介のチームがそんなにいるの。」
「天才の集まりでみんながいてくれてかなりの感謝なんだよな。」
「兄さん。私も含めてみんなも兄さんに感謝してるんですよ。」
「私は、かなり凄い洋介のところで学べるうえに護衛までしてくれる事にとても嬉しいです。ありがとうございます。」
「智恵子。お礼を言うのは早いぜ。この戦いが終わるまでは、何が起きるか分からないのが現実だ。良いか、戦いが終わるまでは何をするのか何をしたいのかは良く考えて、行動をするように。」
「・・・分かりました。それまでの間、指導ご鞭撻をお願いします。」
「ち、智恵子ど、どうしたの?改まって。」
「私は、世間知らずの私にとってみりゃあ幸せの意味など知らなかった。洋介のところで正しい世界の現実を学び2度と過ちのない世界を作りをしたいの。甘たったれたくないの。」
「美恵子。彼女の意思は強い。だからこそ俺らが教えて、世界のしくみを教えてやればいい。」
「兄さん・・・。分かりました。私も頑張ります。」
「朝食して落ち着いたら、出ようか。」
「ねえ。朝風呂したい。」
「朝食まで時間があるみたいだから、しようか。」
「いいんですか?ありがとうございます。」
「明日から風呂なんで入れなくなるからなぁ。思う存分使ってきな。」
「分かったわ。ありがとう。美恵子。行きましょう。」
「うん。兄さんも行きましょう。出発前の準備へ。」
「お、おう。」
洋介達は、お風呂に行こうとしたら、女将が入ってきました。
「失礼します。洋介様。朝食は、いかかいたしましょうか?」
「朝食は、朝風呂後にお願いします。」
「かしこまりました。そのようにさせていただきます。失礼します。」
女将が行くと2人は洋介に聞きました。
「洋介。タイミング良くきたの?まさか盗み聞きされたのでは?」
「いや、それは無いな。なにしろここの決まりはこの時間に聞きに来る。」
「なんてそれが分かるの?」
「夜に決まりのパンフレットを読んでいてそう書かれていた。」
「私達、初めて旅館に泊まるから、分からなかったわ。」
「旅館はその旅館のしきたりにしたかえばいいと考えていたけどな。」
「兄さんにそのへんは頼ろう。」
「私は、洋介の事をかなり頼っております。しかし、自立をしたいんですけど、私はこれからもずっと頼って行きたいです。」
「フラインド王国の女王になるまでは傍にいるか、2人でもやって行けるように見守って行ってやるからな。」
「なんだか洋介が遠くに行く気がしてしょうがないんだけど、どこも行かないよね?」
「どうした?何でそのような事を聞くんだ?」
「私と久しぶりに会った時に嬉しそうな顔してなかったし、ああ、この時がきてしまったって顔だったし、美恵子から聞いたら、自分は隊長に相応しくない、女王の傍に立つのに自分が似合わないと考えて一人旅を考えている。って言っていたから、それでかなり心配になって・・・私は洋介の事、兄さんのようにしたってたの。だから、何があったのかと思って聞いたの。だから、お願い答えて。一人旅するのかどうかを知りたいんです。」
「・・・全て終わったら、一人旅を考えているのは確かだ。」
「なんで一人旅を考えているのか教えて下さい。お願いします。」
「俺は幼馴染の女の子を救えなかった事が俺の罪だから何かしらの償いをしたいと考えている。旅で何が出来るのか見きわめたいと考えいる。」
「旅をしなくても出来る事は無いの?」
「あるんだったら考えるが、それが見当たらないから、旅で見つけると考えるんだ。」
「そんなあ。洋介。私達が女王になるまでに1つ約束、考えて欲しいことがあるんですが、良いでしょうか?」
「約束・・・か?」
「はい。私は、洋介の事が恋愛として好きなの。・・・だからどこにも行かないで欲しい。」
「・・・えっ?今、何て?」
「だから、恋愛として好きだから、とこも行かないでと言ったのよ。兄さん。」
「・・・マジかよ。」
「やっと理解したのね。そういう事よ。」
「美恵子。どういう事なの?」
「理解するのに苦労してたみたいなのよ。」
「そんなぁ。一生懸命、考えて言ったのにぃ。」
「でも、ちゃんと伝わったから、いいじゃないの。」
「でも、ちゃんと答え聞けてない。」
2人は洋介を見つめるやさき洋介は後頭部をボリボリと描きながら口を開きました。
「・・・俺が好きにならんでもいい男なんぞ沢山おるだろう。なんで俺が好きなんだ?」
「なんでって、初めて会った事覚えている?」
「ん?ああ。覚えているけど、なんでだ?」
「初めて会った時に私を助けてくれて、言ってくれた言葉がとでも嬉しくてその時に私は、洋介の事が初めて初恋したの。でも洋介は私の側に仕えた行けたいけど、仕えるのを拒んでるしか感じれないよ。」
智恵子は、半泣きになりながら洋介にどうして避けてるのかを聞いてるのに答えるのを躊躇っていると、美恵子が口を開きました。
「兄さん。あの事件以降、姫様の専属騎士になるのも、告白するのにも躊躇をしてるの?」
「・・・ああ。あれから、俺のせいでみんなの手を汚す事をさせてしまった。俺の指示でさせた事を罪だと考えている。」
「あの事件?みんなの手を汚す事ってどういう事なの?答えてよ。洋介。」
「あの事件の事を話したらどうなの?洋介兄さん。」
しばらく沈黙をしてから、口を開きました。
「前代女王の楓様が玉座にいた時の話なんだけどな。ある事件とは、フラインド王国に襲撃が起きたんだ。」
「その話は聞きました。」
「他のチームに敵の内通者がいたんだ。その内通者共に捕らえたが、沢山のけが人死人がでだ。俺達のチームは、敵を沢山・・・殺してしまったから智恵子の答えられない理由だ。」
「山賊が押しかけてきた事件に似てますね。」
「ああ。押しかけてきたのは現在の王様に排除、追い出された奴らだ。そいつらは楓様と同じ考えの奴らだった。」
「洋介・・・殺したって言うのは嘘・・・だよね。」
「・・・フッ。正解。殺してない。」
「そうなの?兄さん。」
「ああ。約束したんだ。アンタら、2人を姫を玉座に座らせる。それも楓様の考え、この国の未来を託せる姫にさせると約束させた。」
「その襲ってきた奴らはどうなったの?」
「今回の現在の玉座に居座っている王を地へ引きずり下ろし新しい女王なる戦いまではあちこち移動しながら、機会を伺っておる。俺らのチームも伺っておる。」
「明日から、動き出すのですか?」
「ああ。国のダメに働き、戦って下さり、これからも協力してくれる奴らを排除をするのは理不尽だし、国を愛し、守ろうとしたヤツらに報える戦いをしてやりたいんだ。」
「私は新たなる玉座に座り、彼らの騎士として再起用するわ。最後まで国民、騎士のダメに戦います。洋介・・・私に色々と考えて下さい。」
「いいぜ。この旅で明かせない秘密も力も知られるだろうしな。」
「秘密って何ですか?」
「今は言えない。秘密自体が力と綱かっているからな。」
「そう何ですか?」
「兄さん。あの力の事言ってないの?」
「ああ。それに使いこなせていない分危険過ぎるから、言うのも使うのも封印してきた。」
「チーム以外知られてないとはいえ、智恵子に言うの?」
「いずれは、バレることには、変わらないだろう。」
「だと言え引かれる事は変わらないはずよ。」
「だとしても可愛い双子姫を危険な所にぶち込む訳に行かないだろうが。」
「だとしてもその力を使わないで欲しい。兄さんがその力を使った時にしばらく動けなかったじゃない。兄さんが死なれたら、私は辛いわ。」
洋介は、美恵子の頭を優しくポンポンと乗せて撫でました。
「かなり心配をかけたんだな。本当にごめんな。美恵子。力は抑えてるし、本当に危険な時しか使わねーよ。」
「・・・クス。やっぱりずるい人なんだね。兄さん。」
「力ってどんなのかいいがげんに教えてよ。」
「教えてもいいんじゃないの?兄さん。」
「しゃーねーな。実は・・・こーいう事なんだ。」
洋介は目を閉じ暫くしてから目を開くと目の色と髪の色とか雰囲気も変わり智恵子が驚きました。
「この姿を見せるのは初めてに感じるだろうが以前に1度は見せた事あるが覚えているか?」
智恵子は思い出そうにも思い出せそうもなく困りました。
「思い出せなくてどうぜんか。髪の毛が長く名も偽っていたからなぁ。」
「その時…何で偽っていました?」
「青山総司と名乗っておったがな。」
「ウソでしょう…。あの時助けてくれた彼が洋介なの?」
「ああ。あの時は城に帰れてよかったな。」
「ああ。ああああ。料理の味も、面影も懐かしいと思ったらあなただったのね。洋介。」
「この姿にもう1つ秘密があるんだ。」
「秘密?」
「ああ。この姿になれるのは俺と智之だけで、俺らはこの姿じゃないと魔法が使えないんだ。」
「その姿で魔法が使えるんですか?」
「ああ。この姿になるのも魔法を使いたくないのは体力とか魔力はかなり持つんだか、周りに傷つけるから使わないだけで封印しているんだ。」
洋介は戻の姿に戻りました。
「なんでその姿になったんですか?」
「前に話した幼なじみの女の子を目の前で殺された時にこの力と姿になり、兵士達を吹き飛ばしていた。人を守れず、人を傷つけてしまった罰なのかもしれない。情けない話だ。」
「・・・ない。・・・ 洋介と、梅津さんがただ、ただその子を守りたかった、この街の人達を傷つけられるのも嫌になっていたから、その時にその力が開花したんだよね。そうじゃなきゃ洋介も梅津さんがトップになり国の変革を起こしてきてくれたんだよね。その罪だと思うならば私と共に国民を救い、未来永劫の幸せのダメに国にいて欲しいし、私に協力をしてくれないでしょうか?」
「ほぼ無理な話だ。」
「なぜです?」
「俺は時より制御が出来なくなる時がある。2人を守るところが傷つけてしまうかもしれない可能性があるから、首を縦に触れない。」
「その時は私が止めるわ。初めて会った時の約束は覚えている?」
「ああ。青山総司と名乗った時に言った約束か?」
「そうあの約束は覚えていないよね・・・。」
「忘れてねーよ。次に出会えた時は、姫様の相応しい男になるか、姫を守れる騎士になるとの約束だったよな。」
「!?。覚えていてくれたのですね。みんなはあまり信じられなかったんだけど初めて会った時の洋介は、まっすぐで力強い目で私と約束がとても嬉しくて私は、まだ出会えるように私は、私なりにできるように頑張ってきたの。出会えだ
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