鎖
だよなぁ。」
「ずっと人と話してないからとはいえ、話し方くらい忘れるかぁ?」
「それは酷くないか?」
「総隊長のあんたに聞くが各隊長に女性が数人いたはずだ。気づかなかったのか?それども恥ずかしくて話さなかったのか?」
「知っていたが話す機会がなかったんだ。」
「智恵子も美恵子も姫様だか、姫の以前に女性には変わらないんだ。普通の人と同じように話しをしなさい。後、姫とか庶民とか騎士とか関係なしに幸せになる権利があるだろ。」
「そうだな。智恵子様に謝らないとな。」
「兄さん。智恵子が兄さんと話しをしたいそうよ。兄さん、お願いしても良いかしら?」
「ああ。いいよ。美恵子も心配なら近くにいていいよ。」
「側にいさせて。」
「行こうか。」
「はい。」
「智之、ここで待ってな。俺は、行ってくるから。おっと、その前に1発殴らせろ。」
洋介は智之を1発殴って上がっていきました。
「なぜ殴られなきゃ行けないのかよく考えるように。分かったな。」
「お、おう・・・。あの2人にこき使われていても平気な顔でいられるなんでいられるんだ?俺も戦い・・・何年もやってなければ鈍っているから、復習で教わろうかな。」
洋介は、智恵子の部屋の前から話をかけました。
「智恵子。俺の声が聞こえるか?」
「・・・洋介・・・?なんでここに来てるの?」
「なかなか降りてこないから心配で来たんだよ。敏之に言われた事を引きずってるのか?」
「・・・洋介・・・私は、恋をしちゃ・・・行けないのかな・・・?」
「誰がそう決めた?」
「それは・・・?」
「智恵子達が変えなきゃなにも始まらない・・・乗り越えなきゃいけない時だってあるはずだ。乗り越えた者しか掴めないまのがある。しかし失う事を忘れるな。しかし、その気持ちは誰にも譲れないんだろう?」
「うん。この気持ちは譲れない。」
「その気持ちを貫きどうしてみろ。俺は、いつでも待ってるから、いつでも来い。すべて受け止めてやる。だから、部屋に閉じこもってないて出てくるのを待ってるからよ。下で美味しいティーセットを用意して待っているからよ。美恵子、行くぞ。」
「えっ。でも・・・大丈夫なの?」
「大丈夫だよ。智恵子は必ず来るさ。」
「兄さん、なんで分かるんですか?」
「ご飯や仲間に会いに来る他にきていた理由があっただろう。」
「あっ。辛くて悲しい時によく来ていて兄さんに話していた。」
「そう。だから、来てくれると信じてるからよ。」
「兄さんの言うとうりですわね。美味しいお茶と茶菓子を用意をしなくては行けませんね。」
「そうだな。」
ドアが開くと同時に洋介に抱きつき落ち着くまで泣き続ける智恵子に洋介は、優しく抱きしめて子供をあやすようになぐさめました。
「落ち着いたか?」
「うん。いつも洋介に甘えてばっかりだった。強くならなきゃ行けないのに。ごめん・・・。」
洋介は智恵子の頭をボンボンと優しく撫でました。
「弱音を吐きたくても吐けないし、頼れる人が俺達のチームだけなら俺達のチームに頼っていいし、甘えていいんだよ。いつでも美恵子と智恵子の味方だよ。」
「・・・本当に私達の味方でいてくれるの?」
「ああ。味方や、大切な人は守るし身の回りだってしない。逆の裏切りや嫌いで会いたくなければ身の回りの事をする所がこの家に入れないよ。」
「洋介ってやっぱり優しくてみんなが指示するだけあるんですね。私は恋をする事も付き合う事も出来ないのが辛い。」
「王子だろうが姫様だろうが庶民だろうが兵士とか関係ない。恋愛、愛は平等にあると俺はそう考えてる。美恵子も智恵子も姫の以前に1人の人たど言う事を忘れないで欲しい。」
「兄さん…。やっぱかなわないなぁ。でも兄さん、自分の体のことも気にして欲しい。」
「そうよ。ご飯なんてあまり食べてないじゃないの。途中でばてるよ。」
2人にそう言われた瞬間洋介は驚いて暫くしてからシュンと小さくなり小さな声で返事をしました。
みんなで下に降りると智之が智恵子の前でおでこが床に着くくらいに土下座してきました。
「えっ。な、何?梅津さん頭をあ、頭をあ、上げて…ください。」
智恵子は洋介の後ろに隠れてしまいました。
「智恵子?智之を許して良いか分からないし、どうせっすれば良いか分からないのか?」
智恵子は首を縦に振りました。
「智恵子様・・・なんで洋介の所に隠れるんですか?どうして彼ばっかり頼れんんですか?」
智恵子は、洋介の顔を見つめ、ため息をひとつついて、話しました。
「さっき、智之が智恵子に言った言葉で怖い、信頼していいのか分からないんだとよ。自分の口から言うのが怖いから俺に頼って来たんだよ。」
「じゃあどうすれば・・・。」
凹む智之にどうすればいいのか分からない智恵子にやれやれとした顔した美恵子と洋介。
洋介は、ため息をついてから話しました。
「大丈夫だ。フラインド王国までに何とかなるだろう。」
「なんでそう言いきれるの?って何か考えがあるのね。兄さん。」
「そういう事だ。」
洋介はウィンクをして、お茶を入れ始めました。
「わ、私もて手伝います。」
「フフフ。」
「美恵子様。なんだか嬉しそうですね。」
「もちろんですよ。だって、何をしていいか分からなかった子が今じゃ自分から、手伝いに行けるようになってきたし洋介なら、彼女の支えになるから彼女は良い女王になるわ。」
「私は、初めて彼女から手伝いやや見ました。」
「楓様が兄さんの事かなり信頼していたんですよ。王の事も街のこと全て分かっているのは兄さんだけだと思いますわ。」
「楓様が?なんで洋介に信頼おけるんだ?」
「隊長になった日位から、隊長の仕事をしながらいろんな勉強していたの知ってました。しかし、兄さんは経験がないと難しい話になるだろうと言ってました。私や、チームの事だけじゃなく智恵子の事も考えてくれていたことが分かりました。私は、だたなにも出来ないんですけどみんなのダメに出来ればいいと考えてるんです。」
「そんなことは無いよ。美恵子は美恵子なりに努力はしているじゃないか。チームや、街の人や洋介が1番知ってる事じゃないか。」
「私に優しいのね。兄さんみたいにとは言わないけど、智恵子とその周りに優しくできるように努力してみたらどうでしょうか?兄さん私もなにか手伝う事はありますか?」
「食器を出してもらってもいいか?」
「分かったわ。・・・あら?智恵子がデザートとティーをやってるの?」
「ウフフフ。私も作れるように教えてくれてるの。私も作れるように頑張りたいなぁ。」
「私も教えてもらって2人でいろんなお菓子作りしたいね。」
「それいいですね。それとお世話になった方に送りたいですよね。」
「そうね。楽しみが出来たじゃない。私は、食器を用意しますね。」
「お願いします。洋介。焼いてる間になにをすればいいの?」
「お茶入れようか?」
「はい。お茶は・・・?」
棚を開けました。
「ここに入ってるよ。」
「凄い・・・お茶とコーヒーがいっぱい。」
「今日はこの紅茶とコーヒーだな。」
「みんな、お茶とコーヒーどち飲む?」
「私は、コーヒーでお願いします。」
「俺も同じので。」
「あの、コーヒーって飲めるですか?」
「好みの問題だな。苦くて美味しくないとか感じるが飲んでみるか?」
「飲めなかったら、どうしましょう。」
「飲めなかったら、俺がコーヒー牛乳を作ってやるよ。それなら飲めるだろ。」
「ありがとう。」
「冷めたら、ティーをしよう。」
「はい。」
マフィンが冷めてアイスコーヒーを用意をしてみんなでお茶にしました。
「初めて作ったんですが美味しいですか?」
「美味しいよ。初めてとは思えないな。」
「本当ですか?」
「本当だ。洋介はなにも言ってないが、実際どうなんだい?」
「分かってないなぁ。」
「えっ。何?」
「彼女の気持ちで作られたかだよ。」
「そうなのか?俺に教えてくれよ。」
「食べながら感じる、考えろよ。智恵子。」
「は、はい。な、何でしょうか?」
「智恵子の気持ちすげー嬉しかったし心から感謝してるし美味しいよ。」
優しい微笑んだ洋介の顔を見た瞬間智恵子は顔が真っ赤になって手を顔を抑えなからそっぽ向きました。
「に、兄さん。そういう不意打ちずるい。見てた私も恥ずかしくなるじゃない。」
「女性にモテるんじゃねーの?」
「甘いわね。男女モテるのよ。」
「はぁ?」
「不意打ちからのはみかみでくるから、みんなのハートをバンバン撃ち抜くから気が抜けないのよ。最強の騎士とかクリントンナイトとか言われてるわ。」
「洋介。あんだはとんだけクリントン地区を守っていたのは知っていたが、そんな事になっていたとはな。」
「ビックリだろ。俺は俺なりに街の事、大切な人たちのことを考えて来てたからなぁ。」
「梅津さんの体のことが心配だけど、フラインド王国の街の人達かなり心配なんだけど。」
「俺も同じ意見だ。洋介みたいに上手くいかないかもしれない。だから、洋介に今回の旅と戦いをすべて託していいか?」
「分かったよ。智之は体調はどうなんだい?」
「んー。だいぶ良くなったよ。なぜだ?」
「病み上がりでいきなり体を動かすと怪我や、死ぬ事があるうえに智恵子も戦い、初戦もしたことがないから、様子みて出発しなければいけない。」
「そうなんだよな。無理にやる必要は無いがしかし、早く出発したい気持ちもあるんだよな。」
「分かっておる。しかし、焦るのも危険だ。予定では早くて3日遅くとも1週間以内に出発したい考えだ。それまでに準備は、徹底てきにやっとくように。」
「はい。分かりました。」
「洋介。指示は的確だか、日にちとが大丈夫なのか?」
「なにがだ?」
「なにがたではなく智恵子様だって初戦がまだだから、不安で言ってるだよ。」
「それなら、トレーニングをしている。俺ら3人でサポートしながら戦えばいいし、戦えるようになれば4人で戦う。」
「3人とか、4人で智恵子様と美恵子を含んで言ってるのか?彼女らは姫様だぞ。なのに戦わせるとはどういう事だ?」
「どうもこうもねぇよ。彼女達の意思で俺は、サポートをしてきたんだ。二人に聞いてみな。」
「私は、魔女がお父様や、街の人達を変えるのは許さない。剣で戦うのであれば剣で戦いますし、魔法で戦うのであれば魔法で戦う。いつまでも洋介に頼ってられないですもの。」
「私も同じ意見ですね。しかし、私は兄さんに憧れて10代で入って副隊長になったからねぇ。姫の自覚するのは無理な話だけど国民のだめに戦うことには変わらないわね。私は頑固な部分があるくらいは分かってるんじゃないの?
「美恵子はそうだったな。智恵子様が剣や魔法を持たせるのは・・・。」
「戦いかわせるのは嫌なのも、剣や魔法を持たせ戦わせるとしても戦えなきゃ意味が無いと言いたいのは分かるか、戦いや、魔法は俺が教える。」
「洋介。」
「智之、教えるのは苦手だろうが。」
智之は頭を抱えて悩み、言いました。
「分かったよ。洋介・・・お願いします。」
「そういやぁ。智之、トレーニングや戦場に出てない?」
「俺か?・・・そういや、総隊長になってから、あまり出来てなかったな。」
「国の外に出てから、勝ててないだろ?」
「ヴゥ・・・。鋭い。情けなさずきて困った・・・。」
「たくー、頭まで衰えやがったか。」
「よけーに傷つく。」
「洋介が言った言葉は間違ってないかも。」
「そうね。総隊長もトレーニングと、戦場にも多少、出た方がいいわね。だとしたら、改善の余地があるって事ね。」
「沢山のやる事が見えてきたな。」
「その通りよ。洋介。私達が女王になっっても手伝ってくださいね。」
「かしこまりました。」
「梅津さんは、下積みから始めた方が良いのか悩んでいるんですか?どうしましょう?」
「経験が足りでないからこそこんな事になってしまった俺も情けない。洋介の所で経験をさせてください。」
「洋介に全てを託していいかしら?美恵子は洋介のサポートをしてくれますか?」
「命令でならば。なんならりと。」
「喜んでやらせていただくわ。」
「話がまとまったようだな。」
「ええ。洋介。いろいろと頼んで
「ずっと人と話してないからとはいえ、話し方くらい忘れるかぁ?」
「それは酷くないか?」
「総隊長のあんたに聞くが各隊長に女性が数人いたはずだ。気づかなかったのか?それども恥ずかしくて話さなかったのか?」
「知っていたが話す機会がなかったんだ。」
「智恵子も美恵子も姫様だか、姫の以前に女性には変わらないんだ。普通の人と同じように話しをしなさい。後、姫とか庶民とか騎士とか関係なしに幸せになる権利があるだろ。」
「そうだな。智恵子様に謝らないとな。」
「兄さん。智恵子が兄さんと話しをしたいそうよ。兄さん、お願いしても良いかしら?」
「ああ。いいよ。美恵子も心配なら近くにいていいよ。」
「側にいさせて。」
「行こうか。」
「はい。」
「智之、ここで待ってな。俺は、行ってくるから。おっと、その前に1発殴らせろ。」
洋介は智之を1発殴って上がっていきました。
「なぜ殴られなきゃ行けないのかよく考えるように。分かったな。」
「お、おう・・・。あの2人にこき使われていても平気な顔でいられるなんでいられるんだ?俺も戦い・・・何年もやってなければ鈍っているから、復習で教わろうかな。」
洋介は、智恵子の部屋の前から話をかけました。
「智恵子。俺の声が聞こえるか?」
「・・・洋介・・・?なんでここに来てるの?」
「なかなか降りてこないから心配で来たんだよ。敏之に言われた事を引きずってるのか?」
「・・・洋介・・・私は、恋をしちゃ・・・行けないのかな・・・?」
「誰がそう決めた?」
「それは・・・?」
「智恵子達が変えなきゃなにも始まらない・・・乗り越えなきゃいけない時だってあるはずだ。乗り越えた者しか掴めないまのがある。しかし失う事を忘れるな。しかし、その気持ちは誰にも譲れないんだろう?」
「うん。この気持ちは譲れない。」
「その気持ちを貫きどうしてみろ。俺は、いつでも待ってるから、いつでも来い。すべて受け止めてやる。だから、部屋に閉じこもってないて出てくるのを待ってるからよ。下で美味しいティーセットを用意して待っているからよ。美恵子、行くぞ。」
「えっ。でも・・・大丈夫なの?」
「大丈夫だよ。智恵子は必ず来るさ。」
「兄さん、なんで分かるんですか?」
「ご飯や仲間に会いに来る他にきていた理由があっただろう。」
「あっ。辛くて悲しい時によく来ていて兄さんに話していた。」
「そう。だから、来てくれると信じてるからよ。」
「兄さんの言うとうりですわね。美味しいお茶と茶菓子を用意をしなくては行けませんね。」
「そうだな。」
ドアが開くと同時に洋介に抱きつき落ち着くまで泣き続ける智恵子に洋介は、優しく抱きしめて子供をあやすようになぐさめました。
「落ち着いたか?」
「うん。いつも洋介に甘えてばっかりだった。強くならなきゃ行けないのに。ごめん・・・。」
洋介は智恵子の頭をボンボンと優しく撫でました。
「弱音を吐きたくても吐けないし、頼れる人が俺達のチームだけなら俺達のチームに頼っていいし、甘えていいんだよ。いつでも美恵子と智恵子の味方だよ。」
「・・・本当に私達の味方でいてくれるの?」
「ああ。味方や、大切な人は守るし身の回りだってしない。逆の裏切りや嫌いで会いたくなければ身の回りの事をする所がこの家に入れないよ。」
「洋介ってやっぱり優しくてみんなが指示するだけあるんですね。私は恋をする事も付き合う事も出来ないのが辛い。」
「王子だろうが姫様だろうが庶民だろうが兵士とか関係ない。恋愛、愛は平等にあると俺はそう考えてる。美恵子も智恵子も姫の以前に1人の人たど言う事を忘れないで欲しい。」
「兄さん…。やっぱかなわないなぁ。でも兄さん、自分の体のことも気にして欲しい。」
「そうよ。ご飯なんてあまり食べてないじゃないの。途中でばてるよ。」
2人にそう言われた瞬間洋介は驚いて暫くしてからシュンと小さくなり小さな声で返事をしました。
みんなで下に降りると智之が智恵子の前でおでこが床に着くくらいに土下座してきました。
「えっ。な、何?梅津さん頭をあ、頭をあ、上げて…ください。」
智恵子は洋介の後ろに隠れてしまいました。
「智恵子?智之を許して良いか分からないし、どうせっすれば良いか分からないのか?」
智恵子は首を縦に振りました。
「智恵子様・・・なんで洋介の所に隠れるんですか?どうして彼ばっかり頼れんんですか?」
智恵子は、洋介の顔を見つめ、ため息をひとつついて、話しました。
「さっき、智之が智恵子に言った言葉で怖い、信頼していいのか分からないんだとよ。自分の口から言うのが怖いから俺に頼って来たんだよ。」
「じゃあどうすれば・・・。」
凹む智之にどうすればいいのか分からない智恵子にやれやれとした顔した美恵子と洋介。
洋介は、ため息をついてから話しました。
「大丈夫だ。フラインド王国までに何とかなるだろう。」
「なんでそう言いきれるの?って何か考えがあるのね。兄さん。」
「そういう事だ。」
洋介はウィンクをして、お茶を入れ始めました。
「わ、私もて手伝います。」
「フフフ。」
「美恵子様。なんだか嬉しそうですね。」
「もちろんですよ。だって、何をしていいか分からなかった子が今じゃ自分から、手伝いに行けるようになってきたし洋介なら、彼女の支えになるから彼女は良い女王になるわ。」
「私は、初めて彼女から手伝いやや見ました。」
「楓様が兄さんの事かなり信頼していたんですよ。王の事も街のこと全て分かっているのは兄さんだけだと思いますわ。」
「楓様が?なんで洋介に信頼おけるんだ?」
「隊長になった日位から、隊長の仕事をしながらいろんな勉強していたの知ってました。しかし、兄さんは経験がないと難しい話になるだろうと言ってました。私や、チームの事だけじゃなく智恵子の事も考えてくれていたことが分かりました。私は、だたなにも出来ないんですけどみんなのダメに出来ればいいと考えてるんです。」
「そんなことは無いよ。美恵子は美恵子なりに努力はしているじゃないか。チームや、街の人や洋介が1番知ってる事じゃないか。」
「私に優しいのね。兄さんみたいにとは言わないけど、智恵子とその周りに優しくできるように努力してみたらどうでしょうか?兄さん私もなにか手伝う事はありますか?」
「食器を出してもらってもいいか?」
「分かったわ。・・・あら?智恵子がデザートとティーをやってるの?」
「ウフフフ。私も作れるように教えてくれてるの。私も作れるように頑張りたいなぁ。」
「私も教えてもらって2人でいろんなお菓子作りしたいね。」
「それいいですね。それとお世話になった方に送りたいですよね。」
「そうね。楽しみが出来たじゃない。私は、食器を用意しますね。」
「お願いします。洋介。焼いてる間になにをすればいいの?」
「お茶入れようか?」
「はい。お茶は・・・?」
棚を開けました。
「ここに入ってるよ。」
「凄い・・・お茶とコーヒーがいっぱい。」
「今日はこの紅茶とコーヒーだな。」
「みんな、お茶とコーヒーどち飲む?」
「私は、コーヒーでお願いします。」
「俺も同じので。」
「あの、コーヒーって飲めるですか?」
「好みの問題だな。苦くて美味しくないとか感じるが飲んでみるか?」
「飲めなかったら、どうしましょう。」
「飲めなかったら、俺がコーヒー牛乳を作ってやるよ。それなら飲めるだろ。」
「ありがとう。」
「冷めたら、ティーをしよう。」
「はい。」
マフィンが冷めてアイスコーヒーを用意をしてみんなでお茶にしました。
「初めて作ったんですが美味しいですか?」
「美味しいよ。初めてとは思えないな。」
「本当ですか?」
「本当だ。洋介はなにも言ってないが、実際どうなんだい?」
「分かってないなぁ。」
「えっ。何?」
「彼女の気持ちで作られたかだよ。」
「そうなのか?俺に教えてくれよ。」
「食べながら感じる、考えろよ。智恵子。」
「は、はい。な、何でしょうか?」
「智恵子の気持ちすげー嬉しかったし心から感謝してるし美味しいよ。」
優しい微笑んだ洋介の顔を見た瞬間智恵子は顔が真っ赤になって手を顔を抑えなからそっぽ向きました。
「に、兄さん。そういう不意打ちずるい。見てた私も恥ずかしくなるじゃない。」
「女性にモテるんじゃねーの?」
「甘いわね。男女モテるのよ。」
「はぁ?」
「不意打ちからのはみかみでくるから、みんなのハートをバンバン撃ち抜くから気が抜けないのよ。最強の騎士とかクリントンナイトとか言われてるわ。」
「洋介。あんだはとんだけクリントン地区を守っていたのは知っていたが、そんな事になっていたとはな。」
「ビックリだろ。俺は俺なりに街の事、大切な人たちのことを考えて来てたからなぁ。」
「梅津さんの体のことが心配だけど、フラインド王国の街の人達かなり心配なんだけど。」
「俺も同じ意見だ。洋介みたいに上手くいかないかもしれない。だから、洋介に今回の旅と戦いをすべて託していいか?」
「分かったよ。智之は体調はどうなんだい?」
「んー。だいぶ良くなったよ。なぜだ?」
「病み上がりでいきなり体を動かすと怪我や、死ぬ事があるうえに智恵子も戦い、初戦もしたことがないから、様子みて出発しなければいけない。」
「そうなんだよな。無理にやる必要は無いがしかし、早く出発したい気持ちもあるんだよな。」
「分かっておる。しかし、焦るのも危険だ。予定では早くて3日遅くとも1週間以内に出発したい考えだ。それまでに準備は、徹底てきにやっとくように。」
「はい。分かりました。」
「洋介。指示は的確だか、日にちとが大丈夫なのか?」
「なにがだ?」
「なにがたではなく智恵子様だって初戦がまだだから、不安で言ってるだよ。」
「それなら、トレーニングをしている。俺ら3人でサポートしながら戦えばいいし、戦えるようになれば4人で戦う。」
「3人とか、4人で智恵子様と美恵子を含んで言ってるのか?彼女らは姫様だぞ。なのに戦わせるとはどういう事だ?」
「どうもこうもねぇよ。彼女達の意思で俺は、サポートをしてきたんだ。二人に聞いてみな。」
「私は、魔女がお父様や、街の人達を変えるのは許さない。剣で戦うのであれば剣で戦いますし、魔法で戦うのであれば魔法で戦う。いつまでも洋介に頼ってられないですもの。」
「私も同じ意見ですね。しかし、私は兄さんに憧れて10代で入って副隊長になったからねぇ。姫の自覚するのは無理な話だけど国民のだめに戦うことには変わらないわね。私は頑固な部分があるくらいは分かってるんじゃないの?
「美恵子はそうだったな。智恵子様が剣や魔法を持たせるのは・・・。」
「戦いかわせるのは嫌なのも、剣や魔法を持たせ戦わせるとしても戦えなきゃ意味が無いと言いたいのは分かるか、戦いや、魔法は俺が教える。」
「洋介。」
「智之、教えるのは苦手だろうが。」
智之は頭を抱えて悩み、言いました。
「分かったよ。洋介・・・お願いします。」
「そういやぁ。智之、トレーニングや戦場に出てない?」
「俺か?・・・そういや、総隊長になってから、あまり出来てなかったな。」
「国の外に出てから、勝ててないだろ?」
「ヴゥ・・・。鋭い。情けなさずきて困った・・・。」
「たくー、頭まで衰えやがったか。」
「よけーに傷つく。」
「洋介が言った言葉は間違ってないかも。」
「そうね。総隊長もトレーニングと、戦場にも多少、出た方がいいわね。だとしたら、改善の余地があるって事ね。」
「沢山のやる事が見えてきたな。」
「その通りよ。洋介。私達が女王になっっても手伝ってくださいね。」
「かしこまりました。」
「梅津さんは、下積みから始めた方が良いのか悩んでいるんですか?どうしましょう?」
「経験が足りでないからこそこんな事になってしまった俺も情けない。洋介の所で経験をさせてください。」
「洋介に全てを託していいかしら?美恵子は洋介のサポートをしてくれますか?」
「命令でならば。なんならりと。」
「喜んでやらせていただくわ。」
「話がまとまったようだな。」
「ええ。洋介。いろいろと頼んで