鎖
本編
フラインド王国の女王岡本智恵子様と岩田洋介王が出会いと王になるまでに長い付き合いと旅をした話をしていこうと思う。
2人の性格か?
智恵子様は昔は気弱でなんの取り柄もない暗い子だった。
しかし、岩田洋介に出会ってから性格が変わった。
明るく活発で、心優しい姫騎士になった。
岩田洋介は、騎士としての実力は聖騎士団総隊長の智之と変わらない。
遠くの国に行ってから実力はさらに上げて帰って来た。
さぁ、フラインド王国はどう変わるとやら。
2人の出会いを紐解いていこうじゃないでしょうか。
この世界は魔女と剣士(騎士も含む)たちによって国が成りだちで作られた王国が沢山ありました。
ある国で、1人の少女が馬車から置き去りにされ帰っていきました。
1人で森で迷っていたところ兵士に保護され、国のところで話をしてもだった一言しか話さなかったそうだ。
だった一言は、彼に会いたいの一言だった。
彼は、その国では知らない人はいないくらいの有名な人でした。
兵士は、彼女を連れて彼の所に連れていきました。
「洋介。お客さんだぞ。」
「俺にですか?」
「ああ。噂は聞いてるだろう。」
「あまり喋らない子がいるんだろう。」
「その子があんたに会いたいと言ったから、王が、洋介に面倒を見るようにだと。入って来なさい。」
「は、はい。」
「あっ、あー。」
「洋介知り合いか?」
「昔いた国でいろいろあってな。」
「しゃべり方が通常じゃないが知ってるのか?」
「お嬢が喋って良いなら喋るけど。どないるんだ?お嬢。」
「喋って・・・いいよ。」
「フラインド王国の姫さんだよ。」
「何だって?」
「こいつとは半年前まで幼なじみだった。」
「姫様。なんで、こんなところにいるんですか?」
姫は、洋介の後ろに隠れてしまいました。
「姫様。なんで隠れるんですか?」
「あー。こいつは嫌な事がある度に俺の後に隠れるんだよな。パニックになってると思うから、俺が聞いとくわ。」
「そうだな。見つけた時にかなり怯えていたからな。頼むわ。王には俺から、伝えておくから。」
「すまない。」
「大丈夫だ。姫様のことを頼んだそ。」
「おう。」
兵士は、城へ行きました。
「智恵子。そこの席に座って待っててくれ。」
「うん。」
「御飯は食べたか?」
「まだ食べてない。」
「ほら、紅茶。安心しな。毒は入ってないから。」
「何茶?」
「ん?ピーチ&ベリー茶だよ。」
「美味しい。」
「良かった。ラスクも食べながら待っててくれ。夕食を作るからよ。」
「何から何までごめんね。」
「気にするな。小さい頃からの付き合いだろ。」
「うん。ありがとう。洋介・・・梅津さんから手紙預かってる。」
「智之が?」
「はい。私がここにいる理由くらいもう気がずいてるんじゃないですか?」
「まあな。先代の女王と約束をしたからなぁ。」
「お婆様が?何の約束をしたの?」
「いつか、智恵子にあってフラインド王国に共に旅をするのであれば二人共を守って欲しいっとな。」
「おばあ様とそんな約束をしてたなんて。」
「おばあ様はお元気ですか?」
「私がフラインド王国のを出る数カ月前に亡くなられたわ。誰かに殺されたんですか、誰が殺したかわからないんです。」
「そうか。辛いのに言わせてしまったな。」
「気にしないで。私は、魔法が使えないのはなんでなの?」
「美恵子は、昔から力が弱いというより無い方が近かったからな。」
「じゃあ、どうすれば誰かを護れる力が手に入る?」
「俺が答えだってしょうがないと思うがな。」
「知ってるならば教えて欲しい。」
「心次第だね。後は自分で考えるんだ。分かったな。」
「うん。ねえ、洋介・・・私が全て話すことを信じてくれる?」
「なんだ?改まって。」
「私は、力が無いだけじゃなく、お父様が悪いことをしようとしているの。私が止めようとしだから、ここに捨てられたんだと思うの。」
「だったら、やる事は一つだろう。フラインド王国を守り、新女王の智恵子がなるんだ。」
「私を守る約束をしたんですよね?」
「したけど。」
「私のお願いを聞いてくれない?」
「お願い?」
「うん。私のわがままを聞いてくれない?」
「要件を言ってくれ。」
「話が早いのね。悪い事をしてる父様を止めて、私が王になって沢山の人を助けたい。洋介。あなたがした事は無実な事なの分かってます。だから、私と一緒に来てください。」
「断る。」
「なんでですか?」
「家族も好きになった人も守れなかった俺は姫である美恵子を守りきれる保証はない。」
「私に剣術を教えて。自分の身を守るくらいの強さが欲しいわ。」
「お前は手を汚すわけに行かねぇだろう。手を汚したら、国を守れなくなるだろうが。」
「いつまで弱い騎士のままでいるつもりなの?」
「洋介。私は、魔法も剣士も使えないんじゃ国を守れないし、死を待つだけじゃ意味が無いの。だから、私を助けて。洋介。」
「しかたがねーな。智恵子は、むちゃぶりは変わらねーな。」
「わがままの私を聞いてくれたり守ってくれたのも洋介じゃない。」
「どれくらいフラインド王国は、悪くなった?」
「私が出る時には人が痩せ始めていたわ。」
「だったら、早く出発した方がいいな。」
「なんでですか?」
「痩せ始めていたと言ったよな?」
「うん。」
「そうなると、智恵子が国に戻るまでに魔法と、剣術を上げてくれないと国はかなり悪化して助からないだろう。」
「私を鍛えて下さるんですか?」
「まぁな。智之の手紙からしても全てわかったし。」
「空飛べないんですけど。」
「何を言ってるんだ?歩いていくんだよ。」
「えっ?」
「えっじゃねーよ。」
「じゃあ、歩いていくってかなりの道なんですけど。」
「フラインド王国を滅ぼす気じゃねーだろうな?」
「それはしたくない。」
「歩きながら魔法と剣術を身につけてもらう。いいな。」
「うん。」
「夜遅いから、明日城へ行こうか。」
「城へ?なんで?」
「美恵子のことをかなり心配していたし、フラインド王国の事は話すことは無いかと思うがな。」
「失礼するよ。」
入ってきたのはこの国の王様と兵士が来ました。
「陛下。」
「そのままで。フラインド王国の姫だと知らずに無礼の数々本当にすまない。あと、その話なんだかな閉ざされた国になろうとなっておろうとしている。このままだと、国が無くなることになる。それは2人とも分かってるだろう。」
「はい。分かってます。」
「2人は全力で国を助けるために旅をするのであれば我らのナルクレイド王国も協力をしよう。しかし、我らの要件を聞いてくれるか?」
「何でしょう?」
「岡本智恵子様が女王になり、国を守るのであればの話だ。悪くない話だと思うがな。」
「洋介・・・は、どう思う?」
「今まで外交をしてきたフラインド王国は閉じてしまった。まだ、再開して、協力をしていかなければいい国にならない。美恵子が、女王になって外交もしなければいければなくなる。美恵子自身次第だ。」
「・・・やる。・・・私は、新女王になって国民を守る。そんなもって、外交を再開する。こんな私に力を貸して欲しい。・・・こんな私に力を貸してください。お願いします。」
「いいだろう。最後まで協力をしよう。しかし、口を開かなかった姫さんが協力を求めるくらいの勇気、やる気に変わったな。洋介のおかげかな?」
「それは・・・。」
「洋介。あんだは、最後まで可愛い姫様を守りきれよ。」
「はい。」
「しかし、洋介が、姫さんの子守してたなんでなぁ。」
「洋介。子守って何のこと?」
「王の専属の騎士と周りをやることだよ。他に何を考える?」
「子供のめんどうの事かと思った。」
『大して変わらねーけどな。』
「何考えてるの?・・・どうせ、私は、子供ですよ。」
「それは置いといて、数日内に出発します。」
「わかった。定期連絡をするように。」
「了解です。」
「出発前に報告しろよ。」
「はい。」
「今夜は、姫様はどないしようか?」
「洋介家に泊まる。」
「はぁ?」
「だから、洋介家に泊まる。」
「こちらは、姫さんの護衛じゃ大変だから洋介が家で護衛しながら、身の回りができるからな。洋介頼んでもいいか?」
「・・・分かりました。智恵子そんなキラキラした目で見んな。」
「これでこそ最強の騎士と呼ばれてるだけあるわね。」
「ほほう。最強の騎士ですか?」
「騎士団の団長とほほ互角でやりあえる男なの。」
「そいつは俺の幼馴染で、目標とライバルとして同じ道を歩んできただけだ。」
「じゃぁ、なんで騎士団を抜けてこの街に来たの?」
「人にとって言いたくもねぇこともあるんだ。」
「それじゃあ逃げてるのと同じよ。私と隠し事はなしって話した時ない。」
「〜〜〜。はぁー。しゃーねーな。5年前に国内戦争があっただろう。」
「うん。」
「そん時に家族と両想いのレディを目の前で殺された。国の兵士によってな。」
「軍兵に逆らったのではないですか?」
「その逆だ。逃げてる時に殺されたんだ。何もしてない市民を殺していった。それが気に食わないからフラインド王国から出ていったんだ。」
「そんなの嘘よ。そんな事するわけないわ。」
「事実だ。これが、国の反発した者と亡くなられた者達だ。そこにある写真は逃げた者達のです。写真の上から、俺の家族の写真下の写真が両想いの子だ。」
「これは本当の事なの?」
「本当に調査をした結果だ。俺らの目指すものと違ったんだ。」
「そんな・・・。大切な家族と両想いの方を殺してしまったうえに親友の梅津さんの中を割いてしまった事を・・・なんで言わなかったの?」
「あん時は辛くて言えるわけねーだろ。」
「・・・。ごめんなさい。私のせいでこんな事になっちゃって。」
洋介は、美恵子の頭をぽんぽんと頭を乗せました。
「美恵子。おまえのせいじゃねーよ。今の王のせいだろう?違うか?」
首をたてに振る
「だろ。それに智恵子は、大きく成長した。」
「どういう事?」
「あん時の智恵子は、謝らないと言うより、内気の姫で可愛げねー。」
「一生、内気は治らないもん。」
「はは。でもよ。相手を思いやれる優しい人だろ。俺はそういうの好きだぜ。」
智恵子は、また大泣きをしたら、周りはあわわしてるが洋介はいつものようになだめでいました。
「智恵子。落ち着いたか?」
「うん。ごめんね。」
「謝るな。幼なじみだろ。」
「うん。」
「洋介は、智恵子姫さんの扱いなれてるな。幼なじみだけじゃねーだろ。」
「幼なじみと、専属の騎士です。」
「やっぱりな。そんな感じがしたんだよ。」
「隠してたわけじゃなかったんですか。」
「子供の扱いも上手で、勉強まで教えてるくらいだ。それだけですごいことなんだよ。分かるか?」
「は、はぁ。」
「今までの行動見ていたから、わかったが君達2人に協力をするから、連絡をするんだぞ。」
「はい。」
いつ出発する予定なんだ?」
「準備もあるんで、数日内には出発しないとまずいんで。」
「我らも準備を手伝います。姫様のサポートを頼むぞ。また後でな。」
「はい。・・・先に服を何枚か用意しなければな。」
「服なら、これはダメですか?」
出してきた服は旅&戦い用のミニスカの服がいくつかありました。
「それはそれで問題ないが、しばらく寝間着と、私服はこれを着てくれ。」
「なんでですか?」
「今は戦うわけじゃねーし、それに準備をするのにその服じゃ動きずれーしな。」
「今すぐに出発するわけじゃないんですね。」
「ああ。準備があるし、あんたは初めての旅になる。すぐに死なれても困るしな。」
「森林とか危ないんですか?」
「モンスターや、賊や、虫がいる。強い奴らばっかりいるぜ。」
「私は、危険な事をチャレンジしようとしてるの?」
「そうだ。この旅をしたら、いい経験いい思い出、女王になるかもしれないな。」
「私は、変わるダメに洋介の力を貸してくれない?」
「いいぜ。家族とその子と先代様の墓参りもしたいし。」
「私も墓参りに付き合わせてくれない?」
「構わない。ちゃんと挨拶しとけよ。」
「うん。・・・洋介・・・」
「なんだ?」
2人の性格か?
智恵子様は昔は気弱でなんの取り柄もない暗い子だった。
しかし、岩田洋介に出会ってから性格が変わった。
明るく活発で、心優しい姫騎士になった。
岩田洋介は、騎士としての実力は聖騎士団総隊長の智之と変わらない。
遠くの国に行ってから実力はさらに上げて帰って来た。
さぁ、フラインド王国はどう変わるとやら。
2人の出会いを紐解いていこうじゃないでしょうか。
この世界は魔女と剣士(騎士も含む)たちによって国が成りだちで作られた王国が沢山ありました。
ある国で、1人の少女が馬車から置き去りにされ帰っていきました。
1人で森で迷っていたところ兵士に保護され、国のところで話をしてもだった一言しか話さなかったそうだ。
だった一言は、彼に会いたいの一言だった。
彼は、その国では知らない人はいないくらいの有名な人でした。
兵士は、彼女を連れて彼の所に連れていきました。
「洋介。お客さんだぞ。」
「俺にですか?」
「ああ。噂は聞いてるだろう。」
「あまり喋らない子がいるんだろう。」
「その子があんたに会いたいと言ったから、王が、洋介に面倒を見るようにだと。入って来なさい。」
「は、はい。」
「あっ、あー。」
「洋介知り合いか?」
「昔いた国でいろいろあってな。」
「しゃべり方が通常じゃないが知ってるのか?」
「お嬢が喋って良いなら喋るけど。どないるんだ?お嬢。」
「喋って・・・いいよ。」
「フラインド王国の姫さんだよ。」
「何だって?」
「こいつとは半年前まで幼なじみだった。」
「姫様。なんで、こんなところにいるんですか?」
姫は、洋介の後ろに隠れてしまいました。
「姫様。なんで隠れるんですか?」
「あー。こいつは嫌な事がある度に俺の後に隠れるんだよな。パニックになってると思うから、俺が聞いとくわ。」
「そうだな。見つけた時にかなり怯えていたからな。頼むわ。王には俺から、伝えておくから。」
「すまない。」
「大丈夫だ。姫様のことを頼んだそ。」
「おう。」
兵士は、城へ行きました。
「智恵子。そこの席に座って待っててくれ。」
「うん。」
「御飯は食べたか?」
「まだ食べてない。」
「ほら、紅茶。安心しな。毒は入ってないから。」
「何茶?」
「ん?ピーチ&ベリー茶だよ。」
「美味しい。」
「良かった。ラスクも食べながら待っててくれ。夕食を作るからよ。」
「何から何までごめんね。」
「気にするな。小さい頃からの付き合いだろ。」
「うん。ありがとう。洋介・・・梅津さんから手紙預かってる。」
「智之が?」
「はい。私がここにいる理由くらいもう気がずいてるんじゃないですか?」
「まあな。先代の女王と約束をしたからなぁ。」
「お婆様が?何の約束をしたの?」
「いつか、智恵子にあってフラインド王国に共に旅をするのであれば二人共を守って欲しいっとな。」
「おばあ様とそんな約束をしてたなんて。」
「おばあ様はお元気ですか?」
「私がフラインド王国のを出る数カ月前に亡くなられたわ。誰かに殺されたんですか、誰が殺したかわからないんです。」
「そうか。辛いのに言わせてしまったな。」
「気にしないで。私は、魔法が使えないのはなんでなの?」
「美恵子は、昔から力が弱いというより無い方が近かったからな。」
「じゃあ、どうすれば誰かを護れる力が手に入る?」
「俺が答えだってしょうがないと思うがな。」
「知ってるならば教えて欲しい。」
「心次第だね。後は自分で考えるんだ。分かったな。」
「うん。ねえ、洋介・・・私が全て話すことを信じてくれる?」
「なんだ?改まって。」
「私は、力が無いだけじゃなく、お父様が悪いことをしようとしているの。私が止めようとしだから、ここに捨てられたんだと思うの。」
「だったら、やる事は一つだろう。フラインド王国を守り、新女王の智恵子がなるんだ。」
「私を守る約束をしたんですよね?」
「したけど。」
「私のお願いを聞いてくれない?」
「お願い?」
「うん。私のわがままを聞いてくれない?」
「要件を言ってくれ。」
「話が早いのね。悪い事をしてる父様を止めて、私が王になって沢山の人を助けたい。洋介。あなたがした事は無実な事なの分かってます。だから、私と一緒に来てください。」
「断る。」
「なんでですか?」
「家族も好きになった人も守れなかった俺は姫である美恵子を守りきれる保証はない。」
「私に剣術を教えて。自分の身を守るくらいの強さが欲しいわ。」
「お前は手を汚すわけに行かねぇだろう。手を汚したら、国を守れなくなるだろうが。」
「いつまで弱い騎士のままでいるつもりなの?」
「洋介。私は、魔法も剣士も使えないんじゃ国を守れないし、死を待つだけじゃ意味が無いの。だから、私を助けて。洋介。」
「しかたがねーな。智恵子は、むちゃぶりは変わらねーな。」
「わがままの私を聞いてくれたり守ってくれたのも洋介じゃない。」
「どれくらいフラインド王国は、悪くなった?」
「私が出る時には人が痩せ始めていたわ。」
「だったら、早く出発した方がいいな。」
「なんでですか?」
「痩せ始めていたと言ったよな?」
「うん。」
「そうなると、智恵子が国に戻るまでに魔法と、剣術を上げてくれないと国はかなり悪化して助からないだろう。」
「私を鍛えて下さるんですか?」
「まぁな。智之の手紙からしても全てわかったし。」
「空飛べないんですけど。」
「何を言ってるんだ?歩いていくんだよ。」
「えっ?」
「えっじゃねーよ。」
「じゃあ、歩いていくってかなりの道なんですけど。」
「フラインド王国を滅ぼす気じゃねーだろうな?」
「それはしたくない。」
「歩きながら魔法と剣術を身につけてもらう。いいな。」
「うん。」
「夜遅いから、明日城へ行こうか。」
「城へ?なんで?」
「美恵子のことをかなり心配していたし、フラインド王国の事は話すことは無いかと思うがな。」
「失礼するよ。」
入ってきたのはこの国の王様と兵士が来ました。
「陛下。」
「そのままで。フラインド王国の姫だと知らずに無礼の数々本当にすまない。あと、その話なんだかな閉ざされた国になろうとなっておろうとしている。このままだと、国が無くなることになる。それは2人とも分かってるだろう。」
「はい。分かってます。」
「2人は全力で国を助けるために旅をするのであれば我らのナルクレイド王国も協力をしよう。しかし、我らの要件を聞いてくれるか?」
「何でしょう?」
「岡本智恵子様が女王になり、国を守るのであればの話だ。悪くない話だと思うがな。」
「洋介・・・は、どう思う?」
「今まで外交をしてきたフラインド王国は閉じてしまった。まだ、再開して、協力をしていかなければいい国にならない。美恵子が、女王になって外交もしなければいければなくなる。美恵子自身次第だ。」
「・・・やる。・・・私は、新女王になって国民を守る。そんなもって、外交を再開する。こんな私に力を貸して欲しい。・・・こんな私に力を貸してください。お願いします。」
「いいだろう。最後まで協力をしよう。しかし、口を開かなかった姫さんが協力を求めるくらいの勇気、やる気に変わったな。洋介のおかげかな?」
「それは・・・。」
「洋介。あんだは、最後まで可愛い姫様を守りきれよ。」
「はい。」
「しかし、洋介が、姫さんの子守してたなんでなぁ。」
「洋介。子守って何のこと?」
「王の専属の騎士と周りをやることだよ。他に何を考える?」
「子供のめんどうの事かと思った。」
『大して変わらねーけどな。』
「何考えてるの?・・・どうせ、私は、子供ですよ。」
「それは置いといて、数日内に出発します。」
「わかった。定期連絡をするように。」
「了解です。」
「出発前に報告しろよ。」
「はい。」
「今夜は、姫様はどないしようか?」
「洋介家に泊まる。」
「はぁ?」
「だから、洋介家に泊まる。」
「こちらは、姫さんの護衛じゃ大変だから洋介が家で護衛しながら、身の回りができるからな。洋介頼んでもいいか?」
「・・・分かりました。智恵子そんなキラキラした目で見んな。」
「これでこそ最強の騎士と呼ばれてるだけあるわね。」
「ほほう。最強の騎士ですか?」
「騎士団の団長とほほ互角でやりあえる男なの。」
「そいつは俺の幼馴染で、目標とライバルとして同じ道を歩んできただけだ。」
「じゃぁ、なんで騎士団を抜けてこの街に来たの?」
「人にとって言いたくもねぇこともあるんだ。」
「それじゃあ逃げてるのと同じよ。私と隠し事はなしって話した時ない。」
「〜〜〜。はぁー。しゃーねーな。5年前に国内戦争があっただろう。」
「うん。」
「そん時に家族と両想いのレディを目の前で殺された。国の兵士によってな。」
「軍兵に逆らったのではないですか?」
「その逆だ。逃げてる時に殺されたんだ。何もしてない市民を殺していった。それが気に食わないからフラインド王国から出ていったんだ。」
「そんなの嘘よ。そんな事するわけないわ。」
「事実だ。これが、国の反発した者と亡くなられた者達だ。そこにある写真は逃げた者達のです。写真の上から、俺の家族の写真下の写真が両想いの子だ。」
「これは本当の事なの?」
「本当に調査をした結果だ。俺らの目指すものと違ったんだ。」
「そんな・・・。大切な家族と両想いの方を殺してしまったうえに親友の梅津さんの中を割いてしまった事を・・・なんで言わなかったの?」
「あん時は辛くて言えるわけねーだろ。」
「・・・。ごめんなさい。私のせいでこんな事になっちゃって。」
洋介は、美恵子の頭をぽんぽんと頭を乗せました。
「美恵子。おまえのせいじゃねーよ。今の王のせいだろう?違うか?」
首をたてに振る
「だろ。それに智恵子は、大きく成長した。」
「どういう事?」
「あん時の智恵子は、謝らないと言うより、内気の姫で可愛げねー。」
「一生、内気は治らないもん。」
「はは。でもよ。相手を思いやれる優しい人だろ。俺はそういうの好きだぜ。」
智恵子は、また大泣きをしたら、周りはあわわしてるが洋介はいつものようになだめでいました。
「智恵子。落ち着いたか?」
「うん。ごめんね。」
「謝るな。幼なじみだろ。」
「うん。」
「洋介は、智恵子姫さんの扱いなれてるな。幼なじみだけじゃねーだろ。」
「幼なじみと、専属の騎士です。」
「やっぱりな。そんな感じがしたんだよ。」
「隠してたわけじゃなかったんですか。」
「子供の扱いも上手で、勉強まで教えてるくらいだ。それだけですごいことなんだよ。分かるか?」
「は、はぁ。」
「今までの行動見ていたから、わかったが君達2人に協力をするから、連絡をするんだぞ。」
「はい。」
いつ出発する予定なんだ?」
「準備もあるんで、数日内には出発しないとまずいんで。」
「我らも準備を手伝います。姫様のサポートを頼むぞ。また後でな。」
「はい。・・・先に服を何枚か用意しなければな。」
「服なら、これはダメですか?」
出してきた服は旅&戦い用のミニスカの服がいくつかありました。
「それはそれで問題ないが、しばらく寝間着と、私服はこれを着てくれ。」
「なんでですか?」
「今は戦うわけじゃねーし、それに準備をするのにその服じゃ動きずれーしな。」
「今すぐに出発するわけじゃないんですね。」
「ああ。準備があるし、あんたは初めての旅になる。すぐに死なれても困るしな。」
「森林とか危ないんですか?」
「モンスターや、賊や、虫がいる。強い奴らばっかりいるぜ。」
「私は、危険な事をチャレンジしようとしてるの?」
「そうだ。この旅をしたら、いい経験いい思い出、女王になるかもしれないな。」
「私は、変わるダメに洋介の力を貸してくれない?」
「いいぜ。家族とその子と先代様の墓参りもしたいし。」
「私も墓参りに付き合わせてくれない?」
「構わない。ちゃんと挨拶しとけよ。」
「うん。・・・洋介・・・」
「なんだ?」