隣の部屋と格差社会。
目覚めたこども達と午後からも遊び、1日を終える。
お化粧もどろどろだ。
無事に帰りの会を済ませ、ほとんどのこどもたちを親御さんたちに受け渡した。
こども達ももちろんだけど、早く保護者の顔も覚えないとな。
あとは居残り教室、延長保育のお手伝い。
本当は今日は遅番じゃないからもう帰ってもいいんだけど、いい機会なので途中まで手伝わさせてもらった。
働くお母さんやお父さん達の中には、こども達をすぐに迎えに来ることのできない人だってたくさんいる。
専業主婦の母がいつでも家に居た私には、こども達が少し可哀想に見える。
寂しいだろうな。みんな、我慢してないかな。
そんなことを考えていると、誰かが髪の毛を後ろからつんつんと引っ張った。