レンタル彼氏 。
ダウン
熱い。
寝苦しさにわたしは目を覚ました。
時計を見ると針は10時 をさしていた。
「 やばっ ! 」
今日は火曜日。
つまり学校。
焦るわたし 。
慌ててベッドを出る
ん?待って?
ペラペラっとめくれ落ちてくる。
「 冷えピタ? 」
部屋のソファーを見る
真央が寝ていた。
規則正しい寝息が聞こえる。
看病しててくれたのかな?
なんだかとても嬉しい、
「 えらいし、学校休んじゃおーっと 」
真央と一緒に休んだら
怪しまれちゃうかもしれないけど
看病してくれた事が嬉しくて
どうでもいいや 、
言い訳を考えとこう。
ソファーに近寄り寝息を立てて眠る真央を
眺める。
まつげ長っ!!
わたしより長そう……
鼻筋も通ってるし、ほんとに
整ってるな。
ほんとに人間なのかな ?
レンタル彼氏って何なんだろ?
もしかしてロボット?
そおっと手を伸ばす
頬に触れる 。
あ、あったかい。