ミチオ
ミチオと会うのは大抵平日。
私はデパートに務めてるから休みは大抵、平日。
その平日の休みにミチオとは会ってたの。
ミチオがどんな仕事をしているのか、とか。
何をしているのか、とか
聞いたりしなかった。
何となく、聞くとミチオとの全部が終わりそうだったから。
終わらせたくなかったの。
ミチオとこうして散歩したり図書館行ったりすることを終わらせたくなかったの。
正直、ミチオの事、どう思ってるのかって聞かれても上手く答えられない。
だけど、こうして一緒にいることがなんだか自然に思えたから。
だから、
名前も仕事もどこに住んでるのかも聞かなかった。
それにミチオも
私の名前も仕事もどこに住んでいるのか聞こうとしなかった。
それはいつの間にかのルールのようになっていた。
私達がこうしていられるためのルール。
私はデパートに務めてるから休みは大抵、平日。
その平日の休みにミチオとは会ってたの。
ミチオがどんな仕事をしているのか、とか。
何をしているのか、とか
聞いたりしなかった。
何となく、聞くとミチオとの全部が終わりそうだったから。
終わらせたくなかったの。
ミチオとこうして散歩したり図書館行ったりすることを終わらせたくなかったの。
正直、ミチオの事、どう思ってるのかって聞かれても上手く答えられない。
だけど、こうして一緒にいることがなんだか自然に思えたから。
だから、
名前も仕事もどこに住んでるのかも聞かなかった。
それにミチオも
私の名前も仕事もどこに住んでいるのか聞こうとしなかった。
それはいつの間にかのルールのようになっていた。
私達がこうしていられるためのルール。