ミチオ
玄関に入ると直ぐの壁に私の身体を張り付け、ミチオはあと少しで触れそうな距離まで唇を近付けた。
当然、キスされるって思ってたから目を閉じたのね。
だけど、一向にキスされないし
ん?
なに?
なんなの?
って片方の目だけそっと開けたの。
すると、
「それ、かーわいいっ。」
息が掛かるくらいの距離のままミチオが言ったから、
「それって、なにが?」
って早くキスしてよって思いながらも気になるから聞き返したの。
「それ、こういうの。」
私の顔真似をするミチオ。
「もうやだ。止めてよ。」
なんだかからかわれたみたいで恥ずかしくて顔を背けると、
「僕、可愛いの好きなんだよね。」
次の瞬間には唇は塞がれてた。
当然、キスされるって思ってたから目を閉じたのね。
だけど、一向にキスされないし
ん?
なに?
なんなの?
って片方の目だけそっと開けたの。
すると、
「それ、かーわいいっ。」
息が掛かるくらいの距離のままミチオが言ったから、
「それって、なにが?」
って早くキスしてよって思いながらも気になるから聞き返したの。
「それ、こういうの。」
私の顔真似をするミチオ。
「もうやだ。止めてよ。」
なんだかからかわれたみたいで恥ずかしくて顔を背けると、
「僕、可愛いの好きなんだよね。」
次の瞬間には唇は塞がれてた。