雪舞姫
そのあと、翔真先輩からごめんねと

LINEが来た

もちろん、許してしまう

翔真先輩が、どうしても好き

プルルル♪

千紗から電話だ

「もしもし....」

「雪!?大丈夫?」

「千紗のそうゆうとこ好き」

「この!のんき過ぎるのよ!」

「ねぇ、千紗、私、翔真先輩が好きみたい」

「うん。そんなの分かってたよ!あんなのされても好きって言えんの!?」

「うん。頭から離れないんだ。」

「馬鹿。馬鹿。雪が選ぶなら私に止める権利はない」

「ありがとう、雪」

確かに悪い噂は聞いていた

何処かで覚悟していたんだ、きっと

どんな、あなたでも好き
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