キミと見た空のイロ
僕はものすごく「普通」な人間だと思う。


顔が整ってるだとか、勉強がすごく出来るとか、運動神経が抜群だとか、そんなことは全然なくて。


ただただ普通な人生を15年歩んできた。
そろそろ16年目になりそうだ。


でもその「普通」を嫌だと思ったことは無かった。

むしろ、僕は目立ちたくない。普通でいいじゃないか、普通バンザイ。ビバ普通。


優しい両親がいて、面白い友達がいて、あー、まぁあれだ、なんか可愛い彼女とかいればもっともっと楽しいだろうなーとか思うけど、現状に不満があるわけじゃないし、いいかなぁなんて。


顔が特別良くなくても、頭が悪くても運動が苦手でも


僕は僕のやり方で幸せになれると信じていた




これは、そんな僕のお話。
……続き、気になる?



なんて、そんなことを言う前に自己紹介をした方がいいかな
これをしないと物語が始まらないよね?


僕の名前は宮原空。
空と書いてアオイって読む。

よろしくね。


それじゃあ、自己紹介も済んだことだし僕の物語を始めようか


準備はいい?











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