心の中の小さな子供
おばあちゃんはおうちに帰ってきて、私は父に｢なんなのあの女！信じられないおばあちゃんが居なくなって出てくるなんて財産目当てだよ！｣
｢近寄らないで！｣

私は抜け殻になったおばあちゃんのそばで、一生分泣いたんじゃないかとくらい嗚咽というか発狂しながら泣き崩れそのまま眠ってしまった。

そして次の日父に起こされた。
コンビニ弁当だが、ご飯を食べろと言われ黙々と食べた。

葬儀屋さんが来ておばあちゃんは連れてかれてしまった。

あぁ、もうどうやって生きて行ったらいいんだろう。

そして着替えて出かける準備をした。

｢友里行くぞ｣

｢うん。｣

そして私の記憶はそこからなくなってしまった。
出かける間際私は玄関の手前で倒れてしまったのだ。
胃の激痛が残り、そのままおばあちゃんの家で眠った。
弟も時々見に来たが、動けなかった。

３時間くらいして胃痛もおさまってきたので葬儀場に向かった。

そして葬儀は終わった。

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