子供が夢を確実に叶える方法～そのために親がすべき29のこと～
とはいえ、「子供が言い出したことをすぐに叶える」という私のルールに、大きなプレッシャーを感じてほしくはありません。

子供の頭の中はファンタジーでいっぱいですから、「絵本の中に出てくるお姫様になりたい」「お菓子でできたおうちで暮らしたい」など、魔法でも使わないと叶えられない願いも当然あります。

大切なのは、無理なものに対しては「こういう理由で叶えてあげられない」と正面から子供に向き合うということなのだと思います。

その分、小さな願いはいくらでも叶えてあげてはいかがでしょうか？

我が家の場合は、美誠が小学校低学年からＫ—ＰＯＰ好きで、プロモーションビデオや韓国ドラマを観たいと言えば、その日のうちにインターネットで探したり、ＤＶＤを借りに行ったりして、希望を叶えてあげていました。

少女時代のライブに行きたいと言われれば、チケットが取れるまで諦めませんでした。

ともすれば、これらのことは“甘やかし”に思われるかもしれません。

しかし私は、その一方で、幼い美誠に厳しい卓球の練習を強いていましたから、美誠が喜び、かつ私もすぐに行動に移せる希望に関しては、できる限り実現してあげることで、愛情表現にメリハリをつけてこられたと思っています。

そして、そんなふうに後回しにしない姿を見せているので、美誠のために私がなにか願いを叶えてあげたときには「ありがとう。さすがだね、ママ」と褒めてくれます。

その言葉を娘から聞けるだけでも、すべての努力が報われた気分になれるから不思議です。
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