孤独なシンデレラに永遠の愛を捧ぐ。
たまに、こういうところをお義母さんは嫌ったのかなって考えるときがある。
しつこくされるの、お義母さんは大っ嫌いだよね。
だけど、どこまで追求しても嫌われないか、というのが私にはわからなくて。
結局、そういう私のことが嫌いなんだろうな、って思う。
それで考えるのをやめる。
「はぁ。あんたは謝ることしか出来ないの?」
「え、」
「毎回毎回"ごめんなさい"で済ましてるけど。ホントに反省してんの?」
「…反省してるよ」
「嘘つけ!私を悪者にしたいだけだろ!」
お義母さんの瞳孔が開いて、またやってしまったと思った。
───パンッ
じゃあ、私はなんて言ったら良かったの?
なんて言ったら正解だったの?
ほら、私って勉強しか出来ない馬鹿だから。
言ってくれなきゃわかんないこともある。