孤独なシンデレラに永遠の愛を捧ぐ。
バシンッという音とともに頬に痛みが走り、やがてジンジンと熱を持つ。
「あんたが事件に巻き込まれたら私の責任になるのよ?」
「……っ」
「あんたのせいで、私に迷惑がかかることわかってんのっ?」
右肩を強く押されてバランスを崩し、視界が傾く。
そして、ドンッと音を立てて膝から倒れ込んだ。
フローリングで打った膝が痛い。
「わかってんのかって聞いてんだよ!」
お義母さんは床に寝そべっている私の横腹に蹴りを入れる。
言葉にもならない痛みに一瞬息が止まる。
私はお腹を庇うように蹲った。
「お義母さん、違うの。違うんだよ」
「何が違うんだよっ!言ってみろよ?
…高校生の分際で!」
もう何を言ってもお義母さんは聞く耳を持たない。
私のことを信じていないから。───