冷たいなら
必要とされてる

ピンポーンピンポーン!!!

朝っぱらからインターホンが鳴り響いている。


もしかして遅刻!?

飛び起きて時間を見ると、9時過ぎ。


やってしまった…。


あたしはとてつもない感情に襲われながら、玄関に向かう。


かんかんになった夏希があたしを待っているんだろうな。


あれ?

ドアノブを掴む手が止まる。


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