冷たいなら

だから別れたりしないよ」


…この時はそう思っていた。


久しぶりに弘也からの愛情を貰えて嬉しさを感じていた。



「ところでさ、沙里」


「ん?」


安心しながらも話を切り替える彼。


何を言われるのだろうか。



「俺もあんまり朝飯食ってねぇから腹減ってんだ。


< 41 / 78 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop