あと少しだけ隣に……


「行ってらっしゃい……」


あたしはいつまで君の背中を見ることが出来るのだろうか。

いつまで、その笑顔をみれるだろうか。


そう考えてる間に試合が始まった。


「斗真っ!頑張れ!」


あたしの声がかれるまで〝頑張れ〟って応援してあげるんだ。


あたし達の学校はシードだからあと2回勝てば全国大会出場が決定する。



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