あい。
しばらく、この家で生活する事も

きっとなくなる。



お母さんとお父さんは、

私の事なんか、どーでもいいのかは

知らないけど、今日も起きてくる人は

いなかった。




たまに寂しかったりするけど

なんかもう、慣れてしまった。



そっから、バスにのり電車にのり

長い時間をかけて、高校についた。




「…ここかあ、」



私は、門の前に一人立っていた。



すると、横に知らない男の子が一人

私と同じようにやってきて

新しい高校に目を輝かしていた。




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