届かないこの想いを、胸に秘めて。
それはとても自然に。最初はキミからだった。
突然言われるからびっくりしすぎて言葉が出なかったのを覚えてる。
そのうち私も挨拶をするようになった。しかも自分から。
キミに話しかけるなんて、そんな簡単なことではないと思ってたから。
だから、夢みたいで、ドキドキしたよ。
そんなキミも一度だけ目を丸くさせて私を見たよね。
はじめて自分から挨拶をした日。廊下ですれ違う時に。
その表情がとても可愛くみえて、歩きながら笑ってしまった。
その場にいた親友2人にいじられたのは言うまでもない。