新月の王 Ⅰ
すんごい長い沈黙の中、やっと昼食を終えた私。



そんな中・・・勇気を出して口を開くは大和だった。



「玲央ってエロいのな?」


「ぶっ」


「きったねぇ」


「ゲホッゴホッ」



見事にカフェオレを吹いた。そしてまたもや蓮に噴射してしまった。



「・・・てっめぇぇぇ」


「ひぃっ・・・ごめんなさい」


「まぁまぁ悪気無さそうだし」


「碧が天使に見える」


「ははっ玲央ちゃんは面白いね」


「いや、至って普通だから」



話しをそらす事に成功したと思ったのに



「こんなの読むんだな?」


「チッ」



にやりと笑う大和の持ってるのはさっきの雑誌。



ダメだ白目になりそう・・・
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