新月の王 Ⅰ
「んで・・・玲央はもう寝ちゃったんだな」
大和が見つめる先は、玲央がすやすやと無防備な顔して寝てて、毛布を掛け直してやる大和は妹がいるからか玲央には何故か優しいと思うのは俺だけじゃねぇはず。
「玲央ちゃんっていっつも昼寝てるけど、夜寝てないのかなぁ?」
「・・・それ俺も思ってた」
蓮が賛同すると、駿が珍しく口を開いた。
「玲央、夜眠れねぇのかな」
「そうなんか?」
「いや、知らないけど。普通こんなに昼寝ないだろ?夜起きてるとしか思えないだろ?朝も教室で寝てたしよ」
「確かにな・・・」
気が付けば俺ら5人の中で、眠る玲央は安心してるようにも思えるのは、勝手な思い込みなんだろうが俺に少し嬉しかった。
俺らの側で眠れるのは少なくとも敵ではないと思ってくれてんだろうと思うから。
大和が見つめる先は、玲央がすやすやと無防備な顔して寝てて、毛布を掛け直してやる大和は妹がいるからか玲央には何故か優しいと思うのは俺だけじゃねぇはず。
「玲央ちゃんっていっつも昼寝てるけど、夜寝てないのかなぁ?」
「・・・それ俺も思ってた」
蓮が賛同すると、駿が珍しく口を開いた。
「玲央、夜眠れねぇのかな」
「そうなんか?」
「いや、知らないけど。普通こんなに昼寝ないだろ?夜起きてるとしか思えないだろ?朝も教室で寝てたしよ」
「確かにな・・・」
気が付けば俺ら5人の中で、眠る玲央は安心してるようにも思えるのは、勝手な思い込みなんだろうが俺に少し嬉しかった。
俺らの側で眠れるのは少なくとも敵ではないと思ってくれてんだろうと思うから。