新月の王 Ⅰ
「バレたらどうすんだっ?おぉ?」

「バレない様にしてる」

「おめぇはバカかっ!おいっ!こらっ!ふざけたこと言ってんじゃねぇぞっ」


何故か今日一恐ろしい怒鳴り声だった。


「・・・っ」

「バレたらどうすんだって聞いてんだよ。日本語分かんねぇのかよ、言えっ!」

「・・・バレたらそん時考える」

「だからキー全部よこせ」

「どうしても?」

「昨日お前何した?俺が納得いく説明出来たら許してやるから話してみろ」

「ここで?」

「あったりめぇだろうがっ!真剣に話せよ?てめぇ嘘なんかついたらマジでキレっぞ」

「でも、零二さん」


ここではちょっと・・・だってみんないるし、5人ともびっくりしちゃってるし。


それに今日の朝・・・。
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