新月の王 Ⅰ
「分かった。もうここには来ない」
「え?」
「ちゃんと説明する気がないなら、もう学校には来ない」
「「「「・・・」」」」
「・・・チッ」
「・・・ちっ?」
「いや・・・」
もういい、なんだこれ?大和も蓮も駿もめっちゃ笑ってるし。
「離せ」
「・・・分かったから落ち着けよ」
「落ち着いてる」
「・・・碧」
「はぁ。了解」
また碧に説明させる気?
その前にこの状況をどうにかしてよね。
「柊哉ひとまず玲央ちゃんを解放しようか?」
「・・・」
「柊哉?」
「・・・分かった」
碧に言われ、柊哉の腕が解かれた瞬間に立ち上がり向かいの席に移動して足を組んだけど。私の視線は柊哉を捉えたまま。
「碧、私が姫というのは理解してる」
「「「「え?」」」」
そう言うと柊哉以外の4人の驚愕の声が綺麗にハモった。
「え?」
「ちゃんと説明する気がないなら、もう学校には来ない」
「「「「・・・」」」」
「・・・チッ」
「・・・ちっ?」
「いや・・・」
もういい、なんだこれ?大和も蓮も駿もめっちゃ笑ってるし。
「離せ」
「・・・分かったから落ち着けよ」
「落ち着いてる」
「・・・碧」
「はぁ。了解」
また碧に説明させる気?
その前にこの状況をどうにかしてよね。
「柊哉ひとまず玲央ちゃんを解放しようか?」
「・・・」
「柊哉?」
「・・・分かった」
碧に言われ、柊哉の腕が解かれた瞬間に立ち上がり向かいの席に移動して足を組んだけど。私の視線は柊哉を捉えたまま。
「碧、私が姫というのは理解してる」
「「「「え?」」」」
そう言うと柊哉以外の4人の驚愕の声が綺麗にハモった。