新月の王 Ⅰ
「まぁ柊哉の惚れた女だったら下も文句言わねぇよ」

「玲央ちゃんなら下の奴らもまとめちゃいそうだけど」

「俺らより慕われそうだしな」

「まぁ玲央ならそれも良いんじゃない?」


そう言って笑うメンバーを俺は誇りに思うよ。お前らやっぱすげぇな・・・


「じゃあ正式に黒龍の姫にするぞ」

「「「「了解」」」」

「柊哉。頑張れよ」


大和は楽しそうにそう言う


「頑張ってくれ」


碧、なんだその願い。


「面白くなりそうだな駿」

「確かに。久々だな蓮」


やっぱり楽しんでんじゃねぇかっ。


「・・・お前ら」

「「「「総長の惚れた女、全力で守ってやる」」」」

「・・・頼むな・・・後は俺だな」


嬉しそうにニタニタしやがって・・・。
< 98 / 103 >

この作品をシェア

pagetop