雨の日は君と。~先輩の香り~


堀田が少し焦ったように言う


「堀田…
 私、櫻井先輩に教えてもらいたいんだ

 だから私行かなきゃ…」


「…俺が森崎のこと好きって言っても?」


…え?

堀田が?私を?


「そんなことあるわけ「好きだ」


堀田が真剣な顔で言う

堀田はこんな時に嘘つくような人じゃない
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