雨の日は君と。~先輩の香り~


「いつも嗅ぎたいっていうくせに。

 …じゃあ離れなよ」


そう言って私を離そうとする

え、ちょっと待って!
離れたくない!

そう思い私は櫻井先輩をぎゅっとする


「…っ、なに」


少し驚いた声の櫻井先輩

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