雨の日は君と。~先輩の香り~


「…かわいい」


そう言って私の頭を撫でる李月君

ほっぺたが熱い。


もう一度重なる唇

李月君からの愛が伝わってくるような気がして、
家族のいない私の隙間を埋めてくれるような気がして。


ずっとそうしていたかった

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