雨の日は君と。~先輩の香り~
この天然ばか。
「じゃ、私もそろそろ行かなきゃ
お母さんたちも一回仕事行くって。
夕方までには戻ってくるから」
そう言って李子さんは立ち上がった
「あぁ」
李子さんの言葉に軽く頷く李月君
どこに行くんだろ?
李子さんが部屋から出て行くと
李月君が説明をしてくれた
「多分、親は病院に仕事行って
李子は大学に行ったと思う」
李月君の両親は病院で医者として
働いていていつも家に帰ってくるのが
遅いらしく
李子さんは医学部で医者になろうと
頑張ってるらしい