雨の日は君と。~先輩の香り~
あ、そうそう。そのことだけど…
「我慢なんてしなくていいよ!」
我慢なんてよくないよ!
いつか爆発しちゃうんだから。
そんな私の言葉に李月君は顔をしかめる
「…意味わかってないと思うけど。
まぁ、我慢しなくていいんだね?」
そう言って李月君は私の頬に手を添える
李月君の顔が近づいてくる
「んんっ…」
そのまま触れる唇
荒くなっていく私の息に対して
至って普通の李月君
何で李月君はそんなに余裕なんですか!?
やっと離れた唇