雨の日は君と。~先輩の香り~

―――…


「じゃあ、明日の放課後からやるから
 教室で待ってて。」

「はいっ!」

勉強が終わってから
私たちは靴箱でそんな話をした


そして私が学校を出ようとした時
櫻井先輩はずっと止まっていた
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