FEEL《中》
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繁華街へ出ると人で賑わっていた。
しかし昼とは違う人間ばかり。



「やること分かってんな。散れ。」



後ろに着いて来た二人の男に冷静にそう言うと先頭の男はすぐ側の路地裏へと消える。二人の男も小さく返事をするとまた別の方向へと消える。



「さぁ、暇つぶしの始まりだ。」



銀髪の男は笑みを浮かべ目の前の鉄パイプを持った男達を見た。
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