FEEL《中》
「むぅのことだが、」
紫乃が出たのを確認してからサチが口を開いた。
「紫乃から拒否された。」
『え?』
「彼奴は女が無理らしい。」
予想外の結果に驚いた。
紫乃は今までサチの提案等に対し拒否をしたことがない。そう言えば柚子や俺目当ての女が来た時紫乃はいなかった。
あれは逃げてたのか。
偶々だと思っていたが。
「だから影で知り合いはいたが今は此処にはいないことにしておく。」
どうやらサチはなんとしてもあの女をものにしたいらしい。
気に入らない。あの女の存在が。
ギリ
俺は無意識に歯を食いしばっていた。
朔弥side end.
紫乃が出たのを確認してからサチが口を開いた。
「紫乃から拒否された。」
『え?』
「彼奴は女が無理らしい。」
予想外の結果に驚いた。
紫乃は今までサチの提案等に対し拒否をしたことがない。そう言えば柚子や俺目当ての女が来た時紫乃はいなかった。
あれは逃げてたのか。
偶々だと思っていたが。
「だから影で知り合いはいたが今は此処にはいないことにしておく。」
どうやらサチはなんとしてもあの女をものにしたいらしい。
気に入らない。あの女の存在が。
ギリ
俺は無意識に歯を食いしばっていた。
朔弥side end.