FEEL《中》

朔弥side
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彼奴らに俺の分の昼飯を頼んでおいたから今は俺とサチ、あの女しかこの部屋にはいない。彼奴らが出て行ってからしばらく経つ今も二人はずっと話している。


なんであんなに話し続くんだよ。あんた達一緒に授業に出てたんじゃないの。


イライラしてきて貧乏揺すりが始まる。そしてふと気がついた。そこの二人は確か同級生じゃないはず。



『…ねぇ。』



サチは俺を見なかったが女は振り向いた。


俺はそれ以上なにも言わずに女を見つめたが言いたいことが分かったようだった。



「16歳。」


『…そう。』


「でも一緒だった。」


『え？』



ｶﾞﾁｬ