FEEL《中》
「着いた。」



目の前には見慣れた高級感が漂うホテル。



「俺も生まれ変わったら御曹司とかになりてぇな。」



薄く笑みを浮かべると朔弥はずんずん進んでいく。


ピロリン
朔弥の携帯が鳴った。
携帯を取り出し画面を確認すると顔つきが険しくなった。



「おい、サチがご機嫌斜めだ。急ごう。」


『うんっ!』



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