FEEL《中》
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あと少しで約束の時間が迫ろうとしていた。もう目の前には10以上の傘下と同盟のチームが揃っている。あと来ていないのは弥生さんとkingだけ。



「あと1分だな。」



朔弥が携帯を開いて言った。


サチのオーラの所為だろうか。
もうこの部屋で騒ぐものはいない。

ガチャリ
扉の開く音が響いた。



「ご到着されました。」



男がそう言うとまた脇へと避ける。



入ってきたのは五人の男。
最後に入ってきた男に俺は見覚えがあった。




———————越(エツ)?
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