恋の思い出につかって。
は?

今なんて ????

私がだらしなく 口を開けてポカーン としていると

「俺 … ずっと好きだったんです」

なんて、 また頬を染めて 私に言う 彼を見て 私は思わず ふっ と 笑ってしまった

だけど まだ 状況が理解できない ‼

冷静さを保ち

「なぜ 私なの ? 私が好きってなに ? 罰ゲームかなんかで やってるの?」

無表情に戻り 私は冷たくいい放つ

すると彼は 私の 机をバンッ と叩いてくる

びくっ

なんなんだ こいつわぁァァァァァァ。

私が 「なに。」と 問うと。

「俺は、本気です 。教室で 本を読んで 一人で 楽しく笑う あなたに 惚れたんですうあう‼」

と 私に泣きついてくる

え ⁉ ⁉ いや 泣くことなの ⁉

その彼の姿に調子が狂い 私はつい

「……勝手にすれば。 付き合ってあげるよ。」

何て言ってしまった

いや、ばかなのじぶん!!

私は一人がいいってッ ‼

彼は ぱぁっと 瞳を輝かせ

「わぁァァ‼ ハル さん…ハル !!!!!!!!!!」

と、私に抱きついてきた

あは、あはは、

今さら嘘だよなんて 言えなかった。
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