恋の思い出につかって。
彼を 自分が座っていた 椅子に 座らせれば

「ハル ~」

と、寝言を 言ってくる。

告白をされたからか わからないけど、 心臓がばくばくする おかしい。 完璧に。

そっと 彼の髪の毛に手を伸ばし 撫でてみる

さらさらだ。 指先で髪の毛を絡め ると 指がじんじんと 熱を持った。

そんなのもつかの間 手が伸びてきて 私の腕をつかんだ

「 寝てるときに そんなことするなんて 反則 ハルちゃん。 」

彼の温かくおおきい手 が 私を引き寄せた

抱き締められる

いや!?!?狸寝入り ⁉

ぎゅっとされ 怒るのも めんどくさくなった。

やばい。 さっきから心臓が爆発しそうだ。

私は 彼を突き飛ばし。

「もう帰るッ ‼ またね誠 ‼」

と、 睨み付け 教室を後にした

後ろで嬉しそうに彼が、手を振っているのが 教室を出るときに見えた。
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