溺愛ENMA様
どうしてくれんの?!
すっごいドキドキでキラキラした告白をされていたところなんだぞ!
あんなイケメンから、あんな素敵な告白をされることなんて、恐らく一生ないわっ!
なのになのに、急にしゃしゃり出やがってーっ!
急に現れた閻魔が、どうして高木海人の告白をぶち壊しにしたのかが知りたくて、私は閻魔を見つめた。
なのに閻魔ったら、私を見下ろしてチッと舌打ちしたあと、
「あー、うるせえ!」
「はあ?!なにそれ!」
「知るかよ」
閻魔はツン!と横を向き、手すりの上の、ガラス張りから見える校庭に眼をやると、スボンのポケットに両手を突っ込んだ。
なにその態度。
「あっそう!!もういいよ!」
閻魔様の気紛れってか?!
クソッ!
閻魔帳破り捨てるぞ、このやろーっ!
私は身を翻すと正面玄関を目指して残りの階段を駆け降りた。
帰っても絶対、閻魔と口をきかないって誓いながら。
すっごいドキドキでキラキラした告白をされていたところなんだぞ!
あんなイケメンから、あんな素敵な告白をされることなんて、恐らく一生ないわっ!
なのになのに、急にしゃしゃり出やがってーっ!
急に現れた閻魔が、どうして高木海人の告白をぶち壊しにしたのかが知りたくて、私は閻魔を見つめた。
なのに閻魔ったら、私を見下ろしてチッと舌打ちしたあと、
「あー、うるせえ!」
「はあ?!なにそれ!」
「知るかよ」
閻魔はツン!と横を向き、手すりの上の、ガラス張りから見える校庭に眼をやると、スボンのポケットに両手を突っ込んだ。
なにその態度。
「あっそう!!もういいよ!」
閻魔様の気紛れってか?!
クソッ!
閻魔帳破り捨てるぞ、このやろーっ!
私は身を翻すと正面玄関を目指して残りの階段を駆け降りた。
帰っても絶対、閻魔と口をきかないって誓いながら。