溺愛ENMA様
「なんだ、俺に惚れたのか」
違うわっ。
……もう、いいや。
よく考えたら今更だしなあ。
だって、その服はどーやって調達したんだとか、人間界で普通に暮らせるのかとか、教科書はどーしたとか訊いても、どうせ全部神通力だか魔法だかでどーにかしたんだろうし。
もうどーだっていーや。
でも……これだけはちょっと訊きたいかも。
「ねえ」
「んー?」
閻魔がテレビのリモコンを操作しながら私に返事を返す。
「閻魔はさ、蘭さんが好きなのよね?彼女のどんなところが好き?」
そりゃあちょっと感じの悪い人だとは思ったけど蘭さんは凄く美人だし、髪飾りとか可愛かったし、女子力高いのは直ぐに分かった。
違うわっ。
……もう、いいや。
よく考えたら今更だしなあ。
だって、その服はどーやって調達したんだとか、人間界で普通に暮らせるのかとか、教科書はどーしたとか訊いても、どうせ全部神通力だか魔法だかでどーにかしたんだろうし。
もうどーだっていーや。
でも……これだけはちょっと訊きたいかも。
「ねえ」
「んー?」
閻魔がテレビのリモコンを操作しながら私に返事を返す。
「閻魔はさ、蘭さんが好きなのよね?彼女のどんなところが好き?」
そりゃあちょっと感じの悪い人だとは思ったけど蘭さんは凄く美人だし、髪飾りとか可愛かったし、女子力高いのは直ぐに分かった。